日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第26問: 個別原価計算を採用している当工場の当月の資料は次のとおりである。製造間接費は直接作業時間を基準に予定配賦しており、予定配賦率は 1時間あたり 1,000円 であ
個別原価計算を採用している当工場の当月の資料は次のとおりである。製造間接費は直接作業時間を基準に予定配賦しており、予定配賦率は 1時間あたり 1,000円 である。月末仕掛品原価として正しいものはどれか。 ・指図書#201: 月初仕掛品原価 180,000円、当月直接材料費 120,000円、当月直接労務費 100,000円、当月直接作業時間 50時間 → 当月完成 ・指図書#202: 当月直接材料費 300,000円、当月直接労務費 220,000円、当月直接作業時間 120時間 → 当月完成 ・指図書#203: 当月直接材料費 150,000円、当月直接労務費 90,000円、当月直接作業時間 40時間 → 月末現在未完成
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正解: 3. 280,000円
個別原価計算では、月末時点で未完成の製造指図書に集計された原価が月末仕掛品原価となります。月末未完成なのは#203だけなので、#203の集計額を求めます。製造間接費配賦額=予定配賦率1,000円×直接作業時間40時間=40,000円。#203の原価=直接材料費150,000円+直接労務費90,000円+製造間接費40,000円=280,000円となり、選択肢3が正解です。選択肢1の240,000円は製造間接費40,000円の配賦を忘れ、直接材料費と直接労務費だけを合計した誤りです。選択肢2の450,000円は完成した#201の原価 (月初180,000円+材料120,000円+労務100,000円+間接費50,000円) であり、月初仕掛品原価がある指図書を月末仕掛品と取り違えた誤りです。選択肢4の1,090,000円は当月完成した#201の450,000円と#202の640,000円 (300,000+220,000+120,000) の合計、すなわち当月完成品原価であり、月末仕掛品原価ではありません。
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