日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第30問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当工場では製造間接費を予定配賦している。当月の製造間接費の予定配賦額は 960,000円 であり、すでに仕掛品勘定へ振
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当工場では製造間接費を予定配賦している。当月の製造間接費の予定配賦額は 960,000円 であり、すでに仕掛品勘定へ振り替えている。一方、当月の製造間接費の実際発生額は 1,010,000円 であった。月末において製造間接費勘定の残高を製造間接費配賦差異勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。
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正解: 3. (借) 製造間接費配賦差異 50,000 / (貸) 製造間接費 50,000
製造間接費勘定は、借方に実際発生額1,010,000円、貸方に予定配賦額960,000円が記入されるため、月末には借方に50,000円の残高が生じます。予定配賦額が実際発生額に不足しているので不利差異 (借方差異) であり、この残高を製造間接費勘定から製造間接費配賦差異勘定へ振り替えます。製造間接費勘定の借方残高を消すためには貸方に「製造間接費」50,000円を記入し、借方に「製造間接費配賦差異」50,000円を計上します。よって選択肢3が正解です。選択肢1は貸借が逆で、予定配賦額が実際発生額を上回った場合 (有利差異) の仕訳であり、本問の状況と合致しません。選択肢2は差異を仕掛品へ追加配賦する仕訳ですが、予定配賦を採用している以上、配賦差異は仕掛品ではなく配賦差異勘定でいったん把握するため誤りです。選択肢4は貸方が「仕掛品」となっており、すでに正しく振り替えた予定配賦額を減額してしまう点で誤りです。
関連キーワード: 製造間接費・予定配賦・製造間接費配賦差異・不利差異・勘定連絡
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