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日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第31問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社の会計年度末において、製造間接費配賦差異勘定に借方残高 82,000円 が生じている。この差異は比較的少額であり、

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中級工業簿記

次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社の会計年度末において、製造間接費配賦差異勘定に借方残高 82,000円 が生じている。この差異は比較的少額であり、原価計算基準にしたがって当年度の売上原価に賦課することとした。決算にあたり必要な仕訳を示しなさい。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. (借) 売上原価 82,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 82,000

原価差異は、原則として当年度の売上原価に賦課します。製造間接費配賦差異が借方残高であるということは、予定配賦額が実際発生額に不足していた不利差異であり、その分だけ製品原価が過小に計上されているため、売上原価を増やす処理をします。借方残高を消すには貸方に「製造間接費配賦差異」82,000円を記入し、借方に「売上原価」82,000円を計上します。よって選択肢2が正解です。選択肢1は貸借が逆で、これは配賦差異が貸方残高 (有利差異) であった場合に売上原価を減額する仕訳であり、本問の借方残高という状況と合致しません。選択肢4は貸方が「製造間接費」となっていますが、差異はすでに製造間接費勘定から配賦差異勘定へ振り替えられており、閉じた製造間接費勘定を再び動かすことはできないため誤りです。選択肢3は借方を「製品」としており、差異を期末の在庫資産に加算する処理ですが、原価計算基準が原則とするのは売上原価への賦課であり、本問の指示にも反するため誤りです。

関連キーワード: 製造間接費配賦差異・売上原価・原価差異・決算整理・不利差異

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