日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第40問: 単純総合原価計算を採用している当工場の次の資料にもとづき、平均法によって当月の完成品単位原価を計算しなさい。直接材料は工程の始点で全量投入しており、仕損・減損は
単純総合原価計算を採用している当工場の次の資料にもとづき、平均法によって当月の完成品単位原価を計算しなさい。直接材料は工程の始点で全量投入しており、仕損・減損は発生していない。 ・月初仕掛品: 400個 (加工進捗度50%) 直接材料費 88,000円、加工費 42,000円 ・当月投入: 直接材料費 512,000円、加工費 570,000円 ・当月完成品: 1,800個 ・月末仕掛品: 600個 (加工進捗度40%)
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正解: 1. 550円
平均法では、月初仕掛品原価と当月製造費用を合算し、その合計を完成品と月末仕掛品に配分します。 【直接材料費】始点投入なので数量ベース。合計=88,000円+512,000円=600,000円。配分基準の数量=完成品1,800個+月末仕掛品600個=2,400個。単価=600,000円÷2,400個=250円。 【加工費】完成品換算量ベース。月末仕掛品の換算量=600個×40%=240個。換算量合計=完成品1,800個+240個=2,040個。合計加工費=42,000円+570,000円=612,000円。単価=612,000円÷2,040個=300円。 完成品単位原価=材料費250円+加工費300円=550円となり、選択肢1が正解です (完成品総合原価=550円×1,800個=990,000円、月末仕掛品原価=250円×600個+300円×240個=222,000円で、合計1,212,000円が投入原価合計と一致します)。 選択肢4の505円は、加工費を完成品換算量ではなく数量2,400個で按分した誤り (612,000円÷2,400個=255円、250円+255円=505円) です。加工費は加工進捗度に応じて発生するため、必ず完成品換算量で配分します。 選択肢2の590円は、月末仕掛品には材料費150,000円だけを配分し、加工費72,000円を配分し忘れた誤り ((1,212,000円−150,000円)÷1,800個=590円) です。 選択肢3の250円は直接材料費部分だけで、加工費300円の集計が漏れています。完成品単位原価は材料費と加工費の合計です。
関連キーワード: 単純総合原価計算・平均法・完成品単位原価・完成品換算量・月末仕掛品
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