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日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第46問: 工程別総合原価計算(累加法)における前工程費の性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。

問題 46 / 62あと 4 問で 80% に到達
初級工業簿記

工程別総合原価計算(累加法)における前工程費の性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 3. 前工程費は、第2工程では工程の始点で投入された直接材料費と同じ性質をもつものとして扱われ、月末仕掛品には加工進捗度を考慮せず数量の比で配分される。

累加法では、第1工程の完成品原価を「前工程費」として第2工程に振り替えます。第2工程から見ると、前工程費は工程の始点ですべて投入された原価であり、始点投入の直接材料費とまったく同じ性質をもちます。したがって第2工程の月末仕掛品に配分するときは、加工進捗度による完成品換算を行わず、数量そのものの比で配分します。よって選択肢3が正解です。選択肢1は誤りで、前工程費を加工費に合算して完成品換算量で配分すると、始点で全量投入されている原価を進捗度に応じて按分することになり、月末仕掛品原価が過小に計算されてしまいます。選択肢2も誤りで、第2工程の月末仕掛品も前工程費を負担しています(前工程から受け入れた物量が工程内に残っているため)。全額を完成品原価とすると完成品原価が過大になります。選択肢4は累加法ではなく非累加法に近い説明であり、累加法の定義そのもの(前工程の完成品原価を次工程へ順次振り替えて累加していく方法)に反するため誤りです。

関連キーワード: 工程別総合原価計算・累加法・前工程費・始点投入・完成品換算量

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