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日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第15問: 自己株式の会計処理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 15 / 61あと 4 問で 30% に到達
中級商業簿記・個別論点

自己株式の会計処理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. 取得した自己株式は、取得原価をもって貸借対照表の純資産の部の株主資本の末尾に、控除する形式で表示する。

自己株式は、取得したときに取得原価で「自己株式」勘定に計上し、貸借対照表では純資産の部の株主資本の末尾に△(マイナス)を付して控除する形式で表示します。実質的に株主への払戻しであり資産ではないと考えるためで、選択肢4が正しい記述です。選択肢2は誤りで、自己株式の取得に要した付随費用(売買手数料など)は取得原価に含めず、支払手数料などの科目で営業外費用として処理します(通常の有価証券の取得が付随費用を取得原価に含めるのと逆なので注意が必要です)。選択肢3は誤りで、自己株式の処分は資本取引と考えるため、処分価額と帳簿価額の差額は損益計算書には計上せず、その他資本剰余金を増減させます(処分差益はその他資本剰余金の増加、処分差損はその他資本剰余金の減少)。選択肢1も誤りで、自己株式を消却したときは、その帳簿価額をその他資本剰余金から減額します。繰越利益剰余金から減額するのではありません。

関連キーワード: 自己株式・その他資本剰余金・自己株式処分差益・株主資本・純資産

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