日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第36問: 次の資料にもとづき、×5年3月31日(決算日)の貸借対照表の流動資産に「有価証券」として表示される金額として正しいものはどれか。 ① 売買目的で保有するF社株式
次の資料にもとづき、×5年3月31日(決算日)の貸借対照表の流動資産に「有価証券」として表示される金額として正しいものはどれか。 ① 売買目的で保有するF社株式: 帳簿価額900,000円、期末時価950,000円 ② 満期保有目的で保有するG社社債: 償還日×5年12月31日、期末の償却原価1,980,000円 ③ 満期保有目的で保有するH社社債: 償還日×8年3月31日、期末の償却原価3,000,000円 ④ 子会社であるI社の株式: 帳簿価額4,000,000円 ⑤ その他有価証券として保有するJ社株式: 取得原価1,200,000円、期末時価1,300,000円
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正解: 2. 2,930,000円
有価証券の表示区分は保有目的と決算日の翌日から1年内に満期が到来するかどうかで決まります。流動資産の「有価証券」に表示されるのは、(a)売買目的有価証券と、(b)1年内に満期の到来する債券です。①売買目的のF社株式は期末に時価評価するため、貸借対照表価額は時価950,000円。②G社社債は償還日が×5年12月31日で決算日の翌日から1年内に満期が到来するため流動資産に区分し、償却原価1,980,000円で計上します。よって流動資産の「有価証券」=950,000+1,980,000=2,930,000円となり、選択肢2が正解です。③H社社債は満期が1年超なので投資その他の資産の「投資有価証券」、④子会社株式は投資その他の資産の「関係会社株式」、⑤その他有価証券は投資その他の資産の「投資有価証券」(時価1,300,000円)に表示され、いずれも流動資産には含まれません。選択肢1の2,880,000円は売買目的有価証券を時価評価せず帳簿価額900,000円のまま加算した誤りです。選択肢3の950,000円は1年内に償還されるG社社債を流動資産に含め忘れた金額です。選択肢4の4,230,000円はその他有価証券1,300,000円まで流動資産に含めた誤りで、その他有価証券は原則として投資その他の資産に表示します。
関連キーワード: 有価証券・表示区分・投資有価証券・一年基準・貸借対照表
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