日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第46問: P社はS社の発行済株式の60%を保有し、S社を連結している。当期末の個別貸借対照表における売掛金は、P社4,500,000円、S社2,300,000円であった。
P社はS社の発行済株式の60%を保有し、S社を連結している。当期末の個別貸借対照表における売掛金は、P社4,500,000円、S社2,300,000円であった。この金額には次の連結会社間の債権が含まれている。 ・P社のS社に対する売掛金 1,200,000円 (S社は同額を買掛金に計上) ・S社のP社に対する売掛金 400,000円 (P社は同額を買掛金に計上) 連結貸借対照表に計上される売掛金として正しい金額はどれか。なお貸倒引当金の修正は考慮しないものとする。
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正解: 1. 5,200,000円
連結会社間の債権と債務は、企業集団内部の貸し借りにすぎないため全額を相殺消去します。相殺すべき金額は、P社のS社に対する売掛金1,200,000円とS社のP社に対する売掛金400,000円の合計1,600,000円です。個別売掛金の合計は4,500,000+2,300,000=6,800,000円なので、連結売掛金=6,800,000-1,600,000=5,200,000円となり、選択肢1が正解です。消去仕訳は「(借)買掛金1,600,000/(貸)売掛金1,600,000」です。選択肢2はP社のS社に対する売掛金1,200,000円だけを消去した金額(6,800,000-1,200,000)で、S社がP社に対して有する売掛金400,000円の消去が漏れています。相殺消去は債権の向きに関係なく行います。選択肢3は両者の差額800,000円(1,200,000-400,000)だけを消去した金額で、債権債務は差額ではなく総額で消去するため誤りです。選択肢4は相殺消去を行わない単純合算額であり誤りです。
関連キーワード: 連結会計・債権債務の相殺消去・売掛金・買掛金・成果連結
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