日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第17問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 会社の設立にあたり、株式200株を1株あたり5,000円で発行し、全株式の払込金額が当座預金に払い込まれた。払込金額の
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 会社の設立にあたり、株式200株を1株あたり5,000円で発行し、全株式の払込金額が当座預金に払い込まれた。払込金額のうち、会社法で認められる最低額を資本金とし、残額を資本準備金とした。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. (借) 当座預金 1,000,000 / (貸) 資本金 500,000・資本準備金 500,000
払込金額の総額は200株×5,000円=1,000,000円です。会社法では払込金額の2分の1までを資本金としないことができ、資本金としない額は「資本準備金」とします。最低額を資本金とする指示なので、資本金は1,000,000円×1/2=500,000円、残り500,000円を資本準備金とします。したがって借方に「当座預金」1,000,000円、貸方に「資本金」500,000円・「資本準備金」500,000円を計上する仕訳が正解です。「(借) 当座預金 / (貸) 資本金 1,000,000」は全額を資本金とする処理で、最低額を資本金とする本問の指示に反します。「資本金500,000・利益準備金500,000」は、株式発行にともなう払込剰余は資本取引であり「利益準備金」ではなく資本準備金とすべきで誤りです。「資本金500,000・株式申込証拠金500,000」は申込証拠金の段階を過ぎ払込みが完了しているため、株式申込証拠金を残すのは誤りです。
関連キーワード: 株式の発行・設立・資本準備金・資本金
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 簿記2級
日商簿記2級は独学か通信講座か|工業簿記でつまずく人の判断軸と費用比較
日商簿記2級を独学で進めるか通信講座を使うか、工業簿記でつまずく人向けに判断軸を整理。市販テキスト独学と通信講座の費用比較、3級保有や数字への苦手意識など適性チェック、挫折しやすい論点と切り替えの目安を編集部がまとめます。
- 簿記2級
簿記2級 予想問題 311 問の使い方|工業簿記で 4 割を取りにいく演習設計
日商簿記2級の公式が公開しているのはネット試験のサンプル問題で、年度別の過去問がまとまって手に入る形ではありません。90 分・70% 合格の試験に対し、商業簿記 3 分野 + 工業簿記 2 分野の予想問題 311 問で「仕訳の速度」と「工業簿記の得点率」を作る使い方をまとめました。
- 簿記2級
日商簿記2級 商業簿記の決算整理|有価証券・税効果・一年基準の落とし所
日商簿記2級の商業簿記でつまずきやすい決算整理を論点別に整理。有価証券の保有目的別処理、税効果会計、一年基準による表示区分、当座借越、200%定率法、商品評価損の表示までを式と理由で解説します。


