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日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第38問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 設立から3年が経過し営業を行っている当社は、増資のために新株を発行した。この新株発行にともない、証券会社に対する取扱手

問題 38 / 61あと 5 問で 70% に到達
中級商業簿記・仕訳

次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 設立から3年が経過し営業を行っている当社は、増資のために新株を発行した。この新株発行にともない、証券会社に対する取扱手数料および変更登記のための登録免許税など合計180,000円を現金で支払った。なお、当社はこれらの費用について繰延資産とせず、原則どおり支出時の費用として処理している。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. (借) 株式交付費 180,000 / (貸) 現金 180,000

会社の設立後に新株を発行するために直接支出した費用(証券会社への取扱手数料、株式募集の広告費、変更登記の登録免許税など)は「株式交付費」として処理します。原則は支出時に費用(営業外費用)として処理するため、借方に「株式交付費」180,000円、貸方に「現金」180,000円を計上する選択肢2が正解です。選択肢1の「創立費」は、会社の設立そのものに要した費用(定款の作成費用、設立時の株式発行費用、設立登記の登録免許税、発起人報酬など)を処理する勘定です。本問は設立から3年後の増資にともなう支出なので創立費には該当せず誤りです。選択肢3は株式発行にともなう費用を「資本金」から直接控除していますが、株式交付費は費用(または繰延資産)として処理するものであり、払込金額から差し引いて資本金を減らす処理は認められないため誤りです。選択肢4の「開業費」は、会社の設立後から営業を開始するまでの開業準備のために支出した費用(開業前の広告宣伝費、従業員給料、水道光熱費など)を処理する勘定です。本問はすでに営業を行っている会社の増資費用なので開業費には該当せず誤りです。

関連キーワード: 株式交付費・創立費・開業費・繰延資産・増資

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