日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第39問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社はX社を吸収合併し、合併の対価としてX社の株主に当社の新株500株(1株あたりの時価4,000円)を交付した。交付
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社はX社を吸収合併し、合併の対価としてX社の株主に当社の新株500株(1株あたりの時価4,000円)を交付した。交付した株式の時価総額は全額を資本金とする。合併時に受け入れたX社の資産・負債の時価は次のとおりであった。 ・諸資産 3,200,000円 ・諸負債 1,400,000円 なお、本件はパーチェス法(取得)により処理する。
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正解: 2. (借) 諸資産 3,200,000・のれん 200,000 / (貸) 諸負債 1,400,000・資本金 2,000,000
パーチェス法では、受け入れる資産・負債を時価で計上し、取得原価(交付した株式の時価総額)が受け入れた純資産の時価を上回る差額を「のれん」として無形固定資産に計上します。取得原価は500株×4,000円=2,000,000円、受け入れた純資産の時価は諸資産3,200,000円−諸負債1,400,000円=1,800,000円なので、のれんは2,000,000円−1,800,000円=200,000円です。したがって借方に諸資産3,200,000円とのれん200,000円、貸方に諸負債1,400,000円と資本金2,000,000円を計上する選択肢2が正解です(貸借とも3,400,000円で一致)。選択肢1は資本金を受け入れた純資産額1,800,000円としてしまい、のれん200,000円の計上が漏れています。交付した株式の時価は2,000,000円なので、資本金の額も2,000,000円とすべきであり誤りです。選択肢3は諸資産を純資産額1,800,000円で受け入れ、諸負債1,400,000円を計上していません。合併では資産と負債をそれぞれ総額で引き継ぐため誤りです。選択肢4はのれんの金額は正しいものの、株式の時価総額の半額を資本準備金としています。本問は「全額を資本金とする」と指示されているため誤りです。
関連キーワード: 吸収合併・のれん・パーチェス法・資本金・純資産の時価
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