日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第47問: 次の7月5日の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ・6月10日 米国のX社に商品5,000ドルを注文し、手付金1,000ドルを当座預金から送金した。同日の直物
次の7月5日の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ・6月10日 米国のX社に商品5,000ドルを注文し、手付金1,000ドルを当座預金から送金した。同日の直物為替相場は1ドル145円であった。 ・7月5日 上記の商品5,000ドルを受け取った。さきに支払った手付金を充当し、残額4,000ドルは掛けとした。同日の直物為替相場は1ドル150円であった。 なお、為替予約は付していない。
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正解: 1. (借) 仕入 745,000 / (貸) 前払金 145,000・買掛金 600,000
外貨建取引は原則として取引が発生した日の直物為替相場で円換算します。ただし、すでに支払済みの手付金(前払金)は6月10日の送金時に1,000ドル×145円=145,000円で確定しており、商品を受け取った日に換算し直しません。7月5日に新たに発生する買掛金4,000ドルのみを取引日の相場150円で換算し、4,000ドル×150円=600,000円とします。仕入の金額は前払金145,000円+買掛金600,000円=745,000円です。したがって選択肢1が正解です。選択肢2は買掛金まで送金日の相場145円で換算して4,000ドル×145円=580,000円としていますが、取引が発生した7月5日の相場150円で換算すべきであり誤りです。選択肢3は前払金まで取引日の相場150円で換算して150,000円としていますが、前払金の帳簿価額は145,000円であり、実際の残高と一致しないため誤りです。選択肢4は前払金を換算替えして差額5,000円を為替差損益として計上していますが、前払金は決済によってすでに円貨額が確定した非貨幣項目であり、換算替えの対象となる外貨建金銭債権債務ではないため為替差損益は生じず誤りです。
関連キーワード: 外貨建取引・輸入取引・前払金・取引時レート
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