日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第50問: 次の2月15日の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ・2月1日 米国のZ社から商品3,000ドルを掛けで輸入した。同日の直物為替相場は1ドル150円であった。
次の2月15日の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ・2月1日 米国のZ社から商品3,000ドルを掛けで輸入した。同日の直物為替相場は1ドル150円であった。 ・2月15日 上記の買掛金3,000ドルの決済に備えて為替予約を付した。同日の直物為替相場は1ドル153円、先物為替相場は1ドル156円であった。 なお、為替予約は振当処理により、予約時の先物為替相場で買掛金を換算替えし、生じた差額はすべて当期の為替差損益として処理する。
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正解: 4. (借) 為替差損益 18,000 / (貸) 買掛金 18,000
取引が発生した後に為替予約を付した場合、振当処理では買掛金を予約時の先物為替相場で換算替えします。買掛金の帳簿価額は3,000ドル×150円=450,000円、予約後の換算額は3,000ドル×156円=468,000円なので、差額468,000円-450,000円=18,000円だけ負債が増加します。本問は差額をすべて当期の損益とする指示なので、借方に「為替差損益」18,000円、貸方に「買掛金」18,000円を計上する選択肢4が正解です。これ以後、決済までの為替相場の変動にかかわらず、この買掛金の円貨額は468,000円で確定します。選択肢1は為替予約を付した時点では処理不要としていますが、振当処理では予約時に予約レートへ換算替えする必要があるため誤りです。選択肢3は予約日の直物為替相場153円を用いて3,000ドル×153円=459,000円との差額9,000円を計上していますが、振当処理で用いるのは先物為替相場であるため金額が誤りです。選択肢2は借方と貸方が逆で、買掛金を18,000円減らして利益を計上する仕訳ですが、予約レート156円は取引時の150円より円安であり、支払うべき円貨額は増加して損失が生じるため誤りです。
関連キーワード: 為替予約・振当処理・先物為替相場・為替差損益
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