日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第53問: 次の取引について、本店の帳簿に記入される仕訳として正しいものはどれか。 当社は本店のほかに宮崎支店と長崎支店を有し、支店相互間の取引については本店集中計算制度を
次の取引について、本店の帳簿に記入される仕訳として正しいものはどれか。 当社は本店のほかに宮崎支店と長崎支店を有し、支店相互間の取引については本店集中計算制度を採用している。本日、宮崎支店は長崎支店が負担すべき広告宣伝費180,000円を現金で立替払いし、宮崎支店・長崎支店ともに所定の処理を行った。
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正解: 1. (借) 長崎支店 180,000 / (貸) 宮崎支店 180,000
本店集中計算制度では、支店相互間の取引を「各支店がそれぞれ本店と取引した」とみなして処理します。宮崎支店は現金を支出したので「(借) 本店 180,000 / (貸) 現金 180,000」、長崎支店は費用を負担したので「(借) 広告宣伝費 180,000 / (貸) 本店 180,000」と記帳します。これを受けて本店は、費用を負担させた長崎支店に対する債権が増加するため借方に「長崎支店」180,000円を、立替払いをしてくれた宮崎支店に対する債務が増加するため貸方に「宮崎支店」180,000円を計上します。したがって選択肢1が正解です。選択肢2は借方と貸方が逆で、立替払いをした宮崎支店に対して本店が債権を持つとしていますが、現金を支出したのは宮崎支店なので本店は宮崎支店に対して債務を負う関係となり誤りです。選択肢3は本店が「広告宣伝費」を計上していますが、この費用を負担するのは長崎支店であり、長崎支店の帳簿に計上されるため誤りです。選択肢4は本店を仕訳なしとしていますが、本店集中計算制度では支店間の取引を必ず本店を経由させて記録するため誤りです(本店を経由させないのは支店分散計算制度の場合です)。
関連キーワード: 本店集中計算制度・支店相互間取引・本支店会計・支店勘定
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