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日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第59問: 次の取引の仕訳の組合せとして正しいものはどれか。当社は収益認識に関する会計基準にもとづいて処理している。 ① 当社の店舗で使用できる商品券800,000円を発行

問題 59 / 61あと 2 問で 100% に到達
中級商業簿記・仕訳

次の取引の仕訳の組合せとして正しいものはどれか。当社は収益認識に関する会計基準にもとづいて処理している。 ① 当社の店舗で使用できる商品券800,000円を発行し、代金は現金で受け取った。 ② 後日、顧客が販売価格540,000円の商品を購入し、上記の商品券のうち500,000円分を使用したうえで、差額を現金で受け取った。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. ① (借) 現金 800,000 / (貸) 契約負債 800,000 ② (借) 契約負債 500,000・現金 40,000 / (貸) 売上 540,000

商品券を発行した時点では、当社はまだ商品を引き渡すという履行義務を果たしていません。したがって①では受け取った800,000円を収益とせず、将来商品を引き渡す義務を表す「契約負債」として負債に計上します。②で商品を引き渡すことにより履行義務が充足されるため、販売価格540,000円の全額を「売上」として収益計上します。このうち500,000円は商品券の使用によって履行義務が消滅するので「契約負債」を取り崩し、不足する540,000円−500,000円=40,000円は現金で受け取るため借方に「現金」40,000円を計上します。したがって選択肢4が正解です(借方合計500,000+40,000=540,000円で貸方と一致)。選択肢1は販売価格540,000円の全額を契約負債の取崩しで処理していますが、実際に使用された商品券は500,000円分にすぎず、契約負債を40,000円多く取り崩しています。また現金40,000円の受取りが記録されないため誤りです。選択肢2は商品券の発行時に全額を売上としており、履行義務を果たしていない段階で収益を認識している点が誤りです。さらに②でも商品券使用分の500,000円が収益から漏れ、40,000円しか売上に計上されないため、収益の期間帰属も金額も誤りとなります。選択肢3は現金で受け取った40,000円を新たな契約負債の増加としていますが、これは商品券を追加で発行したわけではなく、その場で商品の対価として受け取ったものです。売上も500,000円にとどまり、販売価格540,000円と一致しないため誤りです。

関連キーワード: 契約負債・商品券・収益認識基準・履行義務の充足・売上

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