日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第61問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は×1年4月1日に営業用車両を割賦契約により購入し、次のとおり処理している。 ・現金正価3,600,000円を「車
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は×1年4月1日に営業用車両を割賦契約により購入し、次のとおり処理している。 ・現金正価3,600,000円を「車両運搬具」に計上 ・利息相当額240,000円を「前払利息」に計上 ・割賦金の支払総額3,840,000円を「営業外支払手形」に計上(×1年4月末から毎月末に均等額を12回にわたり支払う約束手形を振り出している) ×1年4月30日、第1回の割賦金について振り出した約束手形が決済され、当座預金から支払われた。利息相当額は支払回数にわたって均等に配分する。
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正解: 4. ① (借) 営業外支払手形 320,000 / (貸) 当座預金 320,000 ② (借) 支払利息 20,000 / (貸) 前払利息 20,000
毎回の割賦金は支払総額3,840,000円÷12回=320,000円です。手形が決済されたことにより手形債務が消滅するので、①借方に「営業外支払手形」320,000円、貸方に「当座預金」320,000円を計上します。次に、取得時に資産として繰り延べた前払利息240,000円のうち、当期間の経過分を費用に振り替えます。支払回数にわたって均等に配分するので、1回あたり240,000円÷12回=20,000円です。よって②借方に「支払利息」20,000円、貸方に「前払利息」20,000円を計上します。したがって選択肢4が正解です。選択肢1は手形の決済のみを記録し、利息相当額の期間配分(前払利息から支払利息への振替)が漏れているため、当期の費用が過少となり誤りです。選択肢2は前払利息240,000円の全額を第1回の支払時に費用としており、残る11回分に対応する利息まで先に費用計上している点で期間配分ができておらず誤りです。選択肢3は支払額320,000円を元本300,000円と利息20,000円に分解して手形債務を300,000円だけ減らしています。しかし約束手形は利息相当額を含む総額3,840,000円で振り出しており、決済された手形の額面は320,000円です。手形債務は額面どおり320,000円減らし、利息は前払利息からの振替で処理するため誤りです。
関連キーワード: 割賦購入・前払利息・支払利息・営業外支払手形・利息の期間配分
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