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医薬品の基礎知識・人体は登録販売者を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全120問 (試験全体の約33%相当) を収録しています。本試験は合格率40.7%(令和7年度・全国計/都道府県別は沖縄23.2%〜北海道54.8%)・試験時間3時間 (午前午後2部構成の都道府県あり)・受験料16,000円の試験で、医薬品の基礎知識・人体は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは登録販売者・第2章・副作用・人体などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると登録販売者受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
120問のうち6問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (主な医薬品とその作用・薬事法規・安全対策) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
医薬品に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品は人体に薬効をもたらす一方で、好ましくない作用(副作用)が生じる可能性を本質的に持っています。これは医薬品の本質的な特性であり、どのような医薬品にも副作用のリスクがあります。「副作用が一切ない」という記述は誤りで、すべての医薬品には潜在的な副作用があります。また、用量を守っ…
医薬品の有効性と安全性の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品は有効性と安全性のバランスの上で成り立つものであり、定められた用法・用量を守って適切に使用することで、最大限の効果を得ながらリスクを最小限に抑えることを目指します。有効性が高い薬が必ずしも安全とは限らず、一般的に薬効が強いほど副作用リスクも高くなる傾向があります。安全性が確…
一般用医薬品の役割に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 一般用医薬品(OTC医薬品)の役割として、軽度な疾病に伴う症状の改善、健康の維持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上、症状の悪化防止などが挙げられます。しかし、生活習慣病に対する根本的な治療は一般用医薬品の役割ではありません。生活習慣病の根本的な治療には医師による診断と処方薬に…
セルフメディケーションに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: セルフメディケーションとは、WHO(世界保健機関)が定義するように「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」という考え方です。医療費の抑制も効果の一つですが、主な目的ではありません。また、セルフメディケーションは適切な知識と情報に基づいて行われるべきも…
医薬品のリスク評価に用いる用量反応関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の安全性評価において、有効量(薬効が現れる量)と中毒量(毒性が現れる量)の差を「治療域」または「安全域」といい、この差が大きいほど安全に使用できる幅が広く、使いやすい薬とされます。少量でも体質によっては副作用が生じることがあります。用量を増やしても薬効が比例して増大するとは…
LD50(半数致死量)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: LD50(半数致死量、Lethal Dose 50%)とは、実験動物に単回投与したとき、その集団の50%が死亡する用量のことです。単位は通常「mg/kg体重」で表されます。LD50の数値が小さいほど少量で致死的であることを意味するため、毒性が強いといえます。逆に数値が大きいほど大…
医薬品のリスク評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 動物実験で安全性が確認された医薬品であっても、ヒトに使用した場合に同様の安全性が保証されるわけではありません。動物とヒトでは代謝経路や感受性が異なるため、動物で安全であってもヒトで副作用が生じる可能性があります。このため、動物実験後に段階的な臨床試験(フェーズI〜III)が行われ…
医薬品と健康食品の違いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品は医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、有効性・安全性・品質について国の審査(承認)を受けることが義務付けられています。一方、一般的な健康食品(いわゆる健康食品)はこのような審査制度がなく、医薬品のような審査を受けていません。健康食品も大量摂取により健康被害が生じることがあ…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
特定保健用食品(トクホ)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 特定保健用食品(トクホ)は、消費者庁長官の許可を受けた食品であり、「おなかの調子を整える」「血圧が高めの方に適する」などの保健の効果(機能性)を表示することができます。医薬品ではなく食品の一種であるため、スーパーやコンビニ等でも販売されており、薬局・薬店に限定されません。疾病の治…
機能性表示食品に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 機能性表示食品は、疾病に罹患していない人(健常者・有症状者を含む場合あり)への機能性を表示するものであり、疾病に罹患している人の治療・予防効果を訴求することはできません。疾病の治療や予防を目的とした効果を表示することは医薬品的な効能の表示となり、薬機法上の問題となります。機能性表…
プラセボ効果(偽薬効果)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: プラセボ効果(偽薬効果)とは、薬理活性成分を含まない製剤(偽薬)を投与した場合にも症状の改善がみられる現象のことです。心理的要因(期待感や信頼感)が関与しており、実際に生理的な変化(血圧低下、痛みの軽減など)が客観的に確認されることもあります。一般用医薬品の販売においても、購入者…
医薬品の効果の不確実性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 医薬品の効果は一定ではなく、個人差による効果のばらつきが生じます。年齢・体重・遺伝的因子・基礎疾患の有無・他の薬との相互作用・食事・生活習慣など、さまざまな要因によって同じ医薬品でも効果や副作用の出方が異なります。このため、一律に「この薬を使えば必ず効く」とは言えません。同一人物…
サリドマイド事件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: サリドマイドは1950年代後半に睡眠薬・つわり止めとして販売されましたが、妊娠初期(特に妊娠4〜12週)に服用した妊婦から、四肢の形成不全(アザラシ肢症)などの先天異常を持つ子どもが多数生まれました。動物実験では催奇形性が確認されにくかった(特にラットではR体のみが排泄されS体に…
スモン(SMON)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: スモン(SMON:subacute myelo-optico-neuropathy、亜急性脊髄視神経症)は、整腸剤・アメーバ赤痢治療薬として使用されていたキノホルム(クリオキノール)によって引き起こされた神経障害です。主に脊髄・視神経・末梢神経を侵し、下半身の麻痺・視力障害などの…
HIV訴訟(薬害エイズ事件)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 薬害エイズ事件(HIV訴訟)は、血友病患者がHIVに汚染された非加熱血液凝固因子製剤の投与を受けてHIVに感染したことに端を発する訴訟です。加熱処理によってHIVを不活化できることが知られていたにもかかわらず、非加熱製剤の使用が継続されたことが問題となりました。輸血によるHIV感…
登録販売者が関わるセルフメディケーションの支援に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 登録販売者は、一般用医薬品の販売において、単に商品を渡すだけでなく、購入者の症状や状態に応じた適切な医薬品の選択を支援する専門家としての役割があります。「医薬品選択に関する判断はすべて購入者に委ねてよい」という考え方は誤りであり、積極的な情報提供・相談対応が求められます。症状が重…
一般用医薬品の販売に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 一般用医薬品は第1類・第2類・第3類に分類されており、第2類・第3類医薬品は登録販売者が販売することができます。第1類医薬品は薬剤師のみが販売・情報提供できる区分であり、登録販売者は販売できません。一般用医薬品は処方箋なしに購入できるものであり、すべてに医師・薬剤師の指示が必要な…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
医薬品の適切な使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 医薬品の服用期間については、処方された期間や使用上の注意に示された期間を守ることが重要です。症状が改善したからといって途中で服用を中止することは問題があります。特に抗菌薬では服用を途中で中止することで耐性菌が生じるリスクがあり、また症状が再燃・悪化することもあります。使用上の注意…
一般用医薬品の基本的な役割として、適切でないものはどれか。
解説: 一般用医薬品(OTC医薬品)の基本的な役割として、軽度の頭痛・発熱・鼻水などの日常的な症状の改善、ビタミン補給など健康の維持・増進、日常的な筋肉痛・関節痛への対処などが挙げられます。しかし、がん・慢性疾患(糖尿病・高血圧など)・重篤な感染症などの根本的な治療は、一般用医薬品の役割…
医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 副作用の中には、医薬品を正しい用法・用量で使用した場合でも発現し得るものが含まれます。これは医薬品の本質的な特性の一つです。副作用は用量を誤った場合にのみ発生するものではありません。副作用は「望ましくない反応」という説明は一般的な定義として概ね正しいですが、中には主作用の延長線上…
消化器系のうち、胃に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 胃は食道と小腸(十二指腸)の間に位置し、食物を一時的に貯留しながら消化を行う器官です。胃壁の壁細胞から分泌される塩酸(胃酸)と、主細胞から分泌されるペプシノーゲンが活性化したペプシンによって、たんぱく質の消化が開始されます。胃酸は強酸性(pH 1〜2程度)であり、強アルカリ性とい…
小腸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 小腸での栄養吸収は小腸自身の蠕動運動と分節運動によって促進されるものであり、大腸の蠕動運動によって促進されるという記述は誤りです。大腸の主な役割は水分・電解質の吸収と糞便の形成です。小腸は十二指腸・空腸・回腸の3部分に分かれており、栄養素の大部分は小腸で吸収されることは正しいです…
肝臓の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肝臓は人体最大の臓器の一つで、多くの重要な機能を担っています。門脈を通じて消化管から吸収した栄養素(糖・たんぱく質・脂質)の代謝・貯蔵、胆汁の産生と分泌、有害物質(アンモニア・アルコール・薬物など)の解毒・代謝、血液凝固因子の合成などが主な機能です。腎臓は血液をろ過して尿を産生す…
膵臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 膵臓は外分泌腺と内分泌腺の両方の機能を持つ複合臓器です。外分泌腺としては、アミラーゼ(糖質分解)・リパーゼ(脂質分解)・トリプシン(たんぱく質分解)などを含む膵液を十二指腸へ分泌します。内分泌腺としては、ランゲルハンス島のB細胞(β細胞)からインスリン、A細胞(α細胞)からグルカ…
呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺胞は肺の最小単位(袋状の構造)であり、非常に薄い壁(一層の肺胞上皮)と毛細血管に囲まれています。この薄い壁を通じて、血液中の二酸化炭素が肺胞内に放出され、肺胞内の酸素が血液中に取り込まれるガス交換が行われます。気管は食道の前側(腹側)を走り、食道と平行ではありますが前後の位置関…
呼吸器系の気道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 気管支喘息は、アレルゲン(ハウスダスト・花粉・動物の毛など)や刺激物質、運動・寒冷などの様々な因子によって気道に炎症・過敏反応が生じ、気道が狭窄することで呼吸困難・喘鳴(ぜんめい)をきたす疾患です。アレルギーは喘息の重要な発症因子であり「関与しない」という記述は誤りです。鼻腔が吸…
循環器系の心臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心臓は右心房・右心室・左心房・左心室の4室からなる筋肉性の臓器で、体循環(大循環:左心室→全身→右心房)と肺循環(小循環:右心室→肺→左心房)の2つの循環系の中心として機能します。肺循環は右心室から肺動脈を経て肺へ向かい、肺でガス交換後に肺静脈を通って左心房に戻る経路です(左心室…
血液の成分と機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 血漿は血液の液体成分(約55%)であり、水が主成分(約90%)ですが、アルブミン・グロブリン・フィブリノーゲンなどのタンパク質、ホルモン、栄養素(グルコース・脂質)、電解質、老廃物なども含んでいます。血漿が「主に赤血球で構成される」という記述は誤りです。赤血球(有形成分の約96%…
血管に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 動脈は心臓から血液を全身・肺に送り出す血管であり、高い血圧(特に大動脈では収縮期血圧100mmHg以上)に対応するため、壁が厚く弾力性(弾性)が高い構造をしています。静脈は全身・肺から心臓に血液を戻す血管であり、血圧が低いため壁は比較的薄い構造です。毛細血管は組織と血液の間の物質…
泌尿器系の腎臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 腎臓は脊柱の両側(後腹膜腔)に左右一対存在し、主な機能として血液のろ過と尿生成(老廃物・余分な水分・電解質の排泄)、レニン分泌による血圧調節、エリスロポエチン(EPO)分泌による赤血球産生促進、活性型ビタミンD3産生などがあります。腎臓は1日に約150〜180Lの血液(原尿)をろ…
膀胱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 膀胱は骨盤内に位置する筋肉性の袋状の臓器で、腎臓で生成された尿を尿管を通じて受け取り、一時的に蓄える機能を持ちます。排尿は膀胱平滑筋(排尿筋)と尿道括約筋の協調によって行われ、ある程度は意識的に制御できます。膀胱は腎臓と直接つながっておらず、尿管(左右それぞれ1本)を介して腎臓か…
中枢神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 中枢神経系は脳(大脳・小脳・脳幹)と脊髄から構成されており、末梢神経からの情報を統合・処理して身体各部への指令を出す役割を担います。脊髄は脳と末梢神経を結ぶ通路としての役割のほか、膝蓋腱反射などの脊髄反射(反射弓)を独自に持ちます。脳血液関門(BBB:Blood-Brain Ba…
自律神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 交感神経はアドレナリン・ノルアドレナリンを神経伝達物質として使用し、活性化すると心拍数増加・気管支拡張・瞳孔散大・消化管運動抑制・汗腺分泌促進などの「闘争・逃走」反応が生じます。副交感神経はアセチルコリンを神経伝達物質として使用し、活性化すると心拍数減少・気管支収縮・消化管運動促…
末梢神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 運動神経(体性運動神経)は中枢神経系からの指令を骨格筋に伝える遠心性神経ですが、神経伝達物質としてアセチルコリン(ACh)を使用します。アドレナリンを神経伝達物質として使用するのは交感神経の一部(節後線維)であり、体性運動神経ではありません。末梢神経系が体性神経系と自律神経系に分…
目(視覚器)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 水晶体(レンズ)は毛様体筋の収縮・弛緩によって厚みが変化し、遠近のピント調節(調節力)を担います。加齢によって水晶体の弾力性が失われると老眼(老視)になります。角膜は眼球前部の透明な組織で光を屈折させますが、厚みは変化せず固定された屈折装置(焦点は変わらない)です。ピント調節(焦…
鼻と嗅覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 鼻粘膜を覆う線毛上皮と粘液(ムチン)は、吸入した空気中の花粉・粉塵・細菌・ウイルスなどの異物を捕捉し、線毛の運動によって鼻咽頭側へ運び排除する防御機能を持ちます。嗅細胞は鼻腔の上部(嗅裂部)に分布しており、「底部」という記述は誤りです。また嗅覚刺激は嗅神経(第I脳神経)を介して大…
耳の構造と機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 耳管(エウスタキオ管、咽頭鼓室管)は鼓室(中耳腔)と鼻咽頭(咽頭上部)をつなぐ管です。口腔ではなく鼻咽頭につながっているため「口腔をつなぐ」という記述は誤りです。耳管は飛行機の離着陸時や高低差のある場所で耳がつまる感覚を解消するために開いて鼓室内の気圧を外気圧と均等にする役割を担…
皮膚の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 皮膚の表皮の最外層は角質層(ケラチン層)であり、死細胞が積み重なった構造です。角質層は水分蒸散を防ぎ(バリア機能)、外部からの細菌・有害物質・紫外線などから身体を保護する役割を持ちます。皮膚の層構造は外側から「表皮・真皮・皮下組織(皮下脂肪)」の順であり、「真皮・表皮・皮下組織」…
骨格系と筋肉系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 骨の主な機能は身体の支持・構造の維持、筋肉と連携した運動の支点、脳・心臓・肺などの内臓の保護、カルシウム・リンなどのミネラル貯蔵、赤色骨髄での血液細胞産生(造血)などです。骨はリン酸カルシウムなどの無機成分のほか、コラーゲンなどの有機成分(タンパク質)も含み、両者のバランスが骨の…
医薬品の吸収(Absorption)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 経口投与では、有効成分が消化管(主に小腸)から吸収され、門脈を通じて肝臓に運ばれます。肝臓では代謝酵素により有効成分が分解・変換される「初回通過効果(ファーストパス効果)」が生じるため、全身循環に入る有効成分の量が減少します。これにより生体利用率(バイオアベイラビリティ)が低下し…
医薬品の代謝・排泄に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の主な排泄経路は腎臓(尿中排泄)・肝臓・胆道(胆汁→腸→便中排泄)・肺(揮発性成分→呼気)などであり、多くの水溶性薬物は腎臓を通じて尿中に排泄されます。医薬品の代謝は主に肝臓で行われ(チトクロムP450などの代謝酵素による)、腎臓は代謝よりも排泄(ろ過・分泌・再吸収)に重要…
医薬品の相互作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: グレープフルーツ(および一部の柑橘類)に含まれるフラノクマリン類は、小腸の薬物代謝酵素(CYP3A4)を阻害します。これにより、CYP3A4で代謝される一部の薬(カルシウム拮抗薬・スタチン系薬など)の分解が抑制され、血中濃度が上昇して副作用リスクが高まります。薬物相互作用は医薬品…
医薬品の高齢者への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 高齢者では加齢に伴い腎機能(糸球体ろ過速度の低下)・肝機能(代謝酵素活性の低下・肝血流の減少)が低下することが多く、医薬品の代謝・排泄が遅延して血中濃度が高くなりやすく副作用リスクが高まります。高齢者は薬の感受性が若年者と異なることが多く、同じ用量では過剰な効果や副作用が生じやす…
妊婦・授乳婦への医薬品使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 妊娠中はOTC医薬品であっても自由に服用してよいわけではありません。多くの医薬品が胎盤を通じて胎児に移行する可能性があり、特に妊娠初期(4〜12週頃の器官形成期)は胎児への影響が大きいため、服用前に必ず医師・薬剤師に相談することが必要です。妊娠中の薬物使用については主治医への相談…
小児への医薬品使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 乳幼児(特に新生児・乳児)では血液脳関門(BBB)の発達が未完成であるため、薬物が脳へ移行しやすく、中枢神経系への影響が成人より現れやすい場合があります。このため睡眠薬・鎮静薬などは乳幼児に対して特に慎重な使用が求められます。小児は成人に比べて体重あたりの体表面積が大きく(逆の特…
医薬品のアレルギー(過敏反応)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: アナフィラキシーショックは、アレルゲン(薬物・食物・蜂毒など)への暴露後に急速(数分〜数十分以内)に生じる全身性の重篤なアレルギー反応です。血圧の急激な低下・意識障害・気道収縮による呼吸困難など生命を脅かす状態となる場合があり、エピネフリン(アドレナリン)の即時投与が必要です。薬…
医薬品の保管・取り扱いに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 液剤医薬品は開封後、空気・湿気・細菌などの影響で品質が劣化しやすく、未開封時の使用期限と開封後の使用可能期間は異なります。冷蔵保管していても開封後は品質変化が進むため、開封後は定められた期間内(多くは1ヶ月以内程度)に使用することが推奨され、メーカー表示の使用期限いっぱい使用して…
医薬品の剤形(投与経路・製剤形態)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 坐剤(座薬)は直腸粘膜から薬物が吸収され、下痔静脈叢→腸骨静脈→下大静脈を経由して全身循環に入る経路(肝臓を経由しない)があるため、経口投与に比べて初回通過効果の影響を受けにくい特徴があります。錠剤には種類によってコーティングや徐放性設計があり、噛み砕くことでその機能が損なわれる…
医薬品の添付文書に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 添付文書に記載されている使用上の注意のうち「してはいけないこと」(禁忌・禁止事項)は、守らないと副作用・事故など重篤な結果につながる重要な項目です。例えば「服用中は飲酒を避けること」「次の人は使用しないこと(特定の疾患がある人)」などが記載されます。添付文書は医師向けだけでなく消…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品副作用被害救済制度(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営)は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による健康被害(入院・障害・死亡など)を迅速・公正に救済する制度です。給付申請は医薬品の製造販売業者ではなく、被害を受けた本人(または遺族)がPM…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
医薬品の品質と安定性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 外箱や容器に外見上の変化がなくても、内部の有効成分が化学的に分解・変質している場合があります。有効期限が切れた医薬品は品質(有効成分の含量・安定性)が保証されなくなるため、使用しないことが原則です。外見からでは品質劣化を判断できないことが多いです。温度・湿度・光(紫外線)によって…
登録販売者の職務と医薬品販売の倫理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 登録販売者は医薬品の販売に際して、単に商品を渡すだけでなく、購入者の状況に応じた適切な情報提供・アドバイスを行い、一般用医薬品では対応困難な症状の場合は医療機関への受診を勧める義務があります。これは薬機法に基づく業務上の責任でもあります。登録販売者の職務は販売だけでなく、情報提供…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
医薬品の安全性に関する包括的な理解を問う次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解説: 医薬品の安全性評価は、前臨床試験(動物実験)・臨床試験(フェーズI〜III)・市販後調査(フェーズIV)の全段階を通じて継続的に行われます。臨床試験では対象患者数・観察期間・使用条件に制限があるため、市販後に広く使用されて初めて判明する副作用(まれな副作用・長期使用での影響・特定…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
口腔・食道における消化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 唾液に含まれる消化酵素プチアリン(唾液アミラーゼ)は、デンプン(糖質)を分解して麦芽糖などにする働きを持ち、消化は口腔内から始まります。ペプシンはたんぱく質を分解する胃の消化酵素であり、唾液には含まれないため誤りです。食道には消化腺がなく消化は行われず、蠕動運動によって食物を胃へ…
大腸の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 大腸は盲腸・結腸(上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)・直腸からなり、主な機能は水分・電解質の吸収と糞便の形成です。栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)の消化・吸収の大部分は小腸で行われるため、大腸を吸収の中心とする記述は誤りです。大腸内には多数の腸内細菌が存在し、食物繊維の発酵…
医薬品の全身作用と局所作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 全身作用とは、有効成分が消化管などから吸収されて循環血液に入り、全身をめぐって作用を及ぼすことをいい、内服薬の多くがこれに該当します。一方、局所作用は特定の狭い部位に対して直接作用することをいいます。内服薬の中にも腸で作用する整腸薬のように局所作用を目的とするものがあり、「内服薬…
リンパ系および脾臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 脾臓は、古くなった赤血球を濾し取ってマクロファージが分解・処理するほか、リンパ球が存在し免疫機能(血液中の細菌・異物の除去)も担う器官です。リンパ管には逆流を防ぐ弁があり、リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮によって生じるもので心臓のようなポンプは持たないため、「弁がなく心臓のポンプ…
医薬品の使用上の注意等で用いられる年齢区分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の使用上の注意等における一般的な年齢区分では、新生児は生後4週未満、乳児は生後4週以上1歳未満、幼児は1歳以上7歳未満、小児は7歳以上15歳未満とされています。したがって選択肢2が正しい記述です。新生児を「生後1年未満」、乳児を「1歳以上3歳未満」とする記述は区分が誤りです…
医薬品の血中濃度と薬効の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の血中濃度は、薬効が現れる最小の濃度(最小有効濃度、閾値)を超えて初めて薬効が現れ、さらに濃度が高くなって中毒域に達すると中毒症状などの有害な作用が現れます。最小有効濃度と中毒域の間の範囲を有効域(治療濃度域)といいます。血中濃度は投与量や吸収・代謝・排泄によって変動するた…
医薬品の副作用である偽アルドステロン症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 偽アルドステロン症は、副腎からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらず、体内にナトリウムと水が貯留する一方でカリウムが失われ、血圧上昇・むくみ(浮腫)・体重増加・手足のしびれや脱力・こわばりなどが現れる病態です。体内ではカリウムが失われて低カリウム血症となるため、「カリ…
医薬品の開発・評価に関する基準(GLP・GCP等)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: GCP(Good Clinical Practice)は、ヒトを対象とした臨床試験(治験)の実施の基準であり、被験者の人権保護やインフォームド・コンセント、試験データの信頼性確保などを目的とします。GLP(Good Laboratory Practice)は医薬品の安全性に関する…
CJD訴訟(クロイツフェルト・ヤコブ病訴訟)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: CJD訴訟は、脳外科手術等に用いられたヒト乾燥硬膜を介してタンパク質の一種であるプリオンに汚染され、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に罹患したことに対する損害賠償訴訟です。CJDはウイルスや細菌ではなくプリオンが原因で発症し、次第に認知症に類似した症状が現れて死に至る重篤な神…
C型肝炎訴訟に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: C型肝炎訴訟は、出産や手術での大量出血などの際に、止血を目的としてフィブリノゲン製剤や血液凝固第IX因子製剤の投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟です。非加熱の血液凝固因子製剤によるHIV感染に端を発するのは薬害エイズ(HIV訴訟)であり、選…
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で、最初に報告した二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれます。発症機序の詳細は不明で、発症の可能性がある医薬…
中毒性表皮壊死融解症に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 中毒性表皮壊死融解症は、38℃以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態です。最初に報告した医師の名前にちなんでライエル症候群とも呼ばれます。皮膚粘膜眼症候群と関連…
皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症の発生頻度に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 発生頻度は、皮膚粘膜眼症候群が人口100万人当たり年間1〜6人、中毒性表皮壊死融解症が人口100万人当たり年間0.4〜1.2人と報告されています。いずれも発生は非常にまれですが、一旦発症すると多臓器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがあります。分母が100万人である点と…
皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症の発症時期と前兆に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いものの、1ヶ月以上経ってから起こることもあります。また、両眼に現れる急性結膜炎は皮膚や粘膜の変化とほぼ同時期、又は半日から1日程度先行して生じることが知られており、これらの疾患の…
医薬品により生じる肝機能障害に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別されます。自覚症状がなく、健康診断等の血液検査で肝機能検査値の悪化により初めて判明することが多い点も重要です。漫然と…
黄疸に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄疸とは、黄色色素であるビリルビンが胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態です。また、過剰となった血液中のビリルビンが尿中に排出されることにより、尿の色が濃くなることもあります。肝機能障害の主な症状には、黄疸のほか全身の倦怠感、発熱、発疹、…
偽アルドステロン症に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 偽アルドステロン症は、体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態です。副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから「偽」アルドステロン症と呼ばれます。主な症状は手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こ…
医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少した場合に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少すると、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱くなり、突然の高熱、悪寒、喉の痛み、口内炎、倦怠感等の症状を呈することがあります。初期にはかぜ等の症状と見分けることが難しいため、原因医薬品の使用を漫然と継続して悪化させる場合がありま…
医薬品の使用が原因で血液中の血小板が減少した場合に現れる症状として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の使用が原因で血液中の血小板が減少すると、鼻血、歯ぐきからの出血、手足の青あざ(紫斑)や口腔粘膜の血腫等の内出血、経血が止まりにくい(月経過多)等の症状が現れます。突然の高熱や喉の痛みは白血球(好中球)減少、皮膚や白眼が黄色くなるのは黄疸、手足の脱力や血圧上昇は偽アルドステ…
医薬品の副作用による精神神経障害に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の副作用によって中枢神経系が影響を受け、物事に集中できない、落ち着きがなくなる、不眠、不安、震え、興奮、眠気、うつ等の精神神経症状を生じることがあります。これらは大量服用や長期連用等の不適正な使用に限らず、通常の用法・用量でも発生することがあります。眠気は軽視されがちですが…
無菌性髄膜炎に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 無菌性髄膜炎は、髄膜炎のうち髄液に細菌が検出されないものをいいます。大部分はウイルスが原因と考えられていますが、マイコプラズマ感染症やライム病、医薬品の副作用等によって生じることもあります。医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎…
無菌性髄膜炎の症状と経過に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 無菌性髄膜炎は多くの場合発症が急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れます。また、過去に軽度の症状を経験した人が同じ医薬品を再度使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合があるため、一度症状を経験した医薬品の再使用には注意が必要…
イレウス様症状(腸閉塞様症状)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: イレウスとは腸内容物の通過が阻害された状態をいい、腸管自体は閉塞していなくても医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して通過が妨げられると、激しい腹痛やガス排出の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れます。腹痛などのために水分や食物の摂取が抑制され、嘔吐がない場合でも脱水状態と…
間質性肺炎に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 通常の肺炎が気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものであるのに対し、間質性肺炎は肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものです。ガス交換効率が低下して体内が低酸素状態となり、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等の症状を呈します。一般に医薬品…
医薬品の使用によって生じる喘息に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品による喘息は、原因となる医薬品(アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含む解熱鎮痛薬など)の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じます。これらの症状は時間とともに悪化し、…
うっ血性心不全及び不整脈に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: うっ血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して種々の症状を示す疾患です。息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の痰などを認めた場合は可能性を疑い早期に医師の診療を受ける必要があります。心不全の既往がある人…
医薬品の副作用による排尿困難や尿閉に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがあります。これが進行すると尿意があるのに尿が全く出なくなる尿閉に至ります。これらの症状は前立腺肥大等の基礎疾…
医薬品の副作用による眼圧上昇に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている眼房水が排出されにくくなると眼圧が上昇し、視覚障害を生じることがあります。抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が上昇し(急性緑内障発作)、眼痛や眼の充血に加え急激な視力低下を来すことがあり、特に眼房水の出口である隅角が狭くなっ…
接触皮膚炎及び光線過敏症に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 接触皮膚炎は外来性の物質が皮膚に接触することで現れる炎症で、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特徴です(アレルギー性皮膚炎の場合は接触部位に限定されません)。通常は1週間程度で症状が治まりますが、再びその医薬品に触れると再発します。かぶれ…
薬疹に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 薬疹は医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹・発赤等の皮膚症状を呈する場合をいいます。あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々です。赤い大小の斑点(紅斑)、小さく盛り上がった湿疹(丘疹)のほか水疱を生じることもあります。蕁…
錠剤(内服)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 錠剤(内服)は内服用医薬品の剤形として最も広く用いられています。一定の形状に成型された固形製剤であるため、飛散させずに服用できる点や、有効成分の苦味や刺激性を口中で感じることなく服用できる点が主な特徴です。一方、一定の大きさがある固形製剤であるため、高齢者や乳幼児等では飲み込みに…
錠剤(内服)の服用方法に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 錠剤(内服)は胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効発現の前提となります。したがって例外的な場合を除いて、口中で噛み砕いて服用してはなりません。特に腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているもの(腸溶錠)の場合等は、厳に慎まなければならないとされています。
水なしで服用することができる剤形の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 水なしで服用できる錠剤として、口腔内崩壊錠とチュアブル錠が挙げられます。口腔内崩壊錠は口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされており、固形物を飲み込むことが困難な高齢者や乳幼児、水分摂取が制限されている場合でも、口の中で溶かした後に唾液と一緒に容易に飲み込むことができます。チュア…
口腔用錠剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 口腔用錠剤は口腔内に適用する製剤です。トローチ剤・ドロップ剤は薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用します。舌下錠は有効成分を舌下で溶解させ、口腔粘膜から吸収させる剤形です。どちらも飲み込んで消化管から吸収させるものではありま…
散剤・顆粒剤の服用に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 散剤等を服用するときは、飛散を防ぐためあらかじめ少量の水(又はぬるま湯)を口に含んだ上で服用したり、何回かに分けて少しずつ服用するなどの工夫をするとよいとされています。口中に散剤等が残ったときには、さらに水などを口に含み、口腔内をすすぐようにして飲み込みます。また顆粒剤は粒の表面…
経口液剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 経口液剤は液状の剤形のうち内服用のものです。固形製剤よりも飲み込みやすく、また既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴があります。有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性がある成分が配合されているものでは…
カプセル剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: カプセル剤はカプセル内に散剤や顆粒剤、液剤等を充填した剤形で、固形の製剤であるためその特徴は錠剤とほぼ同様です。カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンはブタなどのタンパク質を主成分としているため、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要です。また…
軟膏剤とクリーム剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 軟膏剤とクリーム剤は基剤の違いにより大別されます。軟膏剤は油性の基剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合等に用い、患部が乾燥していてもじゅくじゅくと浸潤していても使用できます。クリーム剤は油性基剤に水分を加えたもので、患部を水で洗い流したい場合等に用いられますが、…
外用局所に適用する剤形に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 外用液剤は外用の液状製剤で、軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいという特徴がありますが、適用部位に直接的な刺激感等を与える場合があります。貼付剤(テープ剤及びパップ剤)は適用部位に有効成分が一定時間留まるため薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合もあり…
剤形の選択に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 有効成分が同じであっても配合されている添加剤等に違いがあり、剤形によっては症状を悪化させてしまう場合もあるため、患部の状態に応じて適切な剤形が選択されなければなりません。また、それぞれの剤形の特性が薬効や副作用に影響します。剤形は単に服用のしやすさだけで選ぶものではありません。
重篤副作用疾患別対応マニュアルに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 厚生労働省では「重篤副作用総合対策事業」の一環として、関係学会の専門家等の協力を得て「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を作成し、公表しています。本マニュアルが対象とする重篤副作用疾患の中には一般用医薬品によって発生する副作用も含まれており、医薬品の販売等に従事する専門家は購入者等…
一般用医薬品による副作用への対応に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して一般用医薬品による副作用と疑われる症状について医療機関の受診を勧奨する際に、当該一般用医薬品の添付文書等を見せて説明するなどの対応をすることが望ましいとされています。一般用医薬品による副作用は長期連用のほか、不適切な医薬品の併用や…
ショック(アナフィラキシー)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種です。原因物質によって発生頻度は異なり、医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高いとされています。遅延型ではなく即時型である点が要点です。
重篤な副作用の一般的な性質に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 医薬品は十分注意して適正に使用された場合でも副作用を生じることがあります。一般に重篤な副作用は発生頻度が低く、多くの患者はもちろん医薬品の販売等に従事する専門家にとっても遭遇する機会は極めて少ないものですが、副作用の早期発見・早期対応のためには、専門家が副作用の症状に関する十分な…
骨の基本構造に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 骨は体の器官のうち最も硬い組織の一つで、その基本構造は、主部となる骨質、骨質表面を覆う骨膜、骨質内部の骨髄、骨の接合部にある関節軟骨の四組織からなります。骨膜は表面、骨髄は内部という位置関係が入れ替えて問われます。
骨の機能に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 骨には身体各部の支持機能、臓器保護機能、運動機能、造血機能、貯蔵機能があります。ただし造血については、すべての骨の骨髄で行われるわけではなく、主として胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨などが造血機能を担っています。骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化します。
骨の新陳代謝に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われています。骨吸収と骨形成が互いに密接な連絡を保ちながら進行し、これが繰り返されることで骨の新陳代謝が行われます。カルシウムが骨から溶け出し、ほぼ同量のカルシウムが骨に沈着することで、一定の骨…
骨組織を構成する成分に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 骨組織を構成する無機質は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなります。無機質は骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靱さを保ちます。硬さと強靱さのどちらがどちらかが入れ替えて問われます。
関節に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 関節とは広義には骨と骨の連接全般を指しますが、狭義には複数の骨が互いに運動できるように連結したもの(可動関節)をいいます。骨の関節面は弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われ、衝撃を和らげ関節の動きを滑らかにしています。関節周囲を包む膜(滑膜)は軟骨の働きを助け、靱帯は骨を…
骨格筋に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 骨格筋は筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見えるので横紋筋とも呼ばれます。自分の意識どおりに動かすことができる随意筋ですが、疲労しやすく長時間の動作は難しいという特徴があります。骨格筋の疲労は、グリコーゲンが減少して酸素や栄養分の供給不足が起こるとともに、グリコーゲンの…
平滑筋と心筋に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 平滑筋と心筋はいずれも意識的にコントロールできない不随意筋です。平滑筋は筋線維に骨格筋のような横縞模様がなく、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴があります。心筋は心臓壁にある筋層を構成する筋組織で、不随意筋でありながら筋線維には骨格筋のような横縞…
筋組織を支配する神経に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 筋組織は神経からの指令によって収縮しますが、随意筋である骨格筋は体性神経系(運動神経)で支配されるのに対して、不随意筋である平滑筋及び心筋は自律神経系に支配されています。随意か不随意かと、どちらの神経系が支配するかが対応しています。
腱に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 関節を動かす骨格筋は、関節を構成する骨に腱を介してつながっています。筋組織は筋細胞(筋線維)と結合組織からできているのに対して、腱は結合組織のみでできているため、伸縮性はあまりありません。
目の充血に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 結膜は眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆って組織を保護している薄い透明な膜で、中を通っている血管が外部から容易に観察できます。結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなりますが、強膜が充血したときは眼瞼の裏側は赤くならず、強膜自体が乳白色であるため…
涙器に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 涙器は涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなります。涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生します。涙液は起きている間は絶えず分泌されており、目頭の内側にある小さな孔(涙点)から涙道に流れこんでいます。涙液分泌がほとんどない睡眠中や涙液の働きが悪くなった…
涙液の働きに関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 涙液の主な働きは、異物や刺激性の化学物質を洗い流すこと、角膜に酸素や栄養分を供給すること、角膜や結膜で生じた老廃物を洗い流すこと、角膜表面を滑らかに保って鮮明な視覚情報を得られるようにすること、リゾチームや免疫グロブリン等を含んで角膜や結膜を感染から防御することです。遠近の焦点調…
眼瞼に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 眼瞼は素早くまばたき運動ができるよう皮下組織が少なく薄くできているため、内出血や裂傷を生じやすくなっています。また、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位です。上下の眼瞼の縁にある睫毛(まつげ)は、ゴミや埃等の異物をはじくとともに、物が触れる…
疲れ目と眼精疲労に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 目を使う作業を続けると、眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行っている毛様体の疲労や、周期的まばたきが少なくなって涙液の供給不足等を生じ、目のかすみや充血、痛み等の症状(疲れ目)が起こります。これに対し、生理的な目の疲れではなく、メガネやコンタクトレンズが合っていなかったり、神経性…
脳における血液・酸素・ブドウ糖の消費に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多くなっています。15・20・25という順に大きくなる並びで覚えます。
耳管に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 中耳は外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなります。鼓室は耳管という管で鼻腔や咽頭と通じています。急な気圧変化のため鼓膜の内外に気圧差が生じると耳がつまったような不快感や痛みを感じますが、顎を動かす等の耳抜き動作によって意識的に耳管を開けると気圧の均衡が戻って回…
内耳に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 内耳は聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなります。蝸牛は渦巻き形をした器官で内部はリンパ液で満たされ、中耳の耳小骨から伝わる振動がリンパ液を震わせ、その振動が聴細胞の感覚毛を揺らして聴神経が刺激されます。前庭は水平・垂直方向の加速度を感知する耳石器官と、体の…
皮膚の構造に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなります。表皮は最も外側にある角質層と生きた表皮細胞の層に分けられ、角質層は細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(ケラチン)でできた板状の角質細胞と、セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリア機能を担ってい…
メラニン色素に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 皮膚の色は表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものです。メラニン色素は表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割があります。メラニン色素の防護能力を超える紫外線に曝されると皮膚組織が損傷を受けて炎症を生じ、また…
腎臓の基本的な機能単位に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成します。糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを腎小体といいます。ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位であるネフロンを構成しています。
腎臓における尿の生成に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など血液中の老廃物が濾過されて原尿として尿細管へ入ります。そのほか、血球やタンパク質以外の血漿成分も腎小体で濾過されます。尿細管では原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収され、その結果、老廃…
腎臓の機能に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 腎臓には心臓から拍出される血液の5分の1から4分の1が流れています。血液中の老廃物の除去のほか、水分及び電解質(特にナトリウム)の排出調節が行われ、血液の量と組成を維持して血圧を一定範囲内に保つ上でも重要な役割を担っています。また腎臓には内分泌腺としての機能もあり、骨髄における赤…
副腎に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 副腎は左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなります。副腎皮質では副腎皮質ホルモンが産生・分泌され、その一つであるアルドステロンは体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄を促す作用があって、電解質と水分の排出調節の役割を担っています。塩分と水を「貯留」しカリウム…
ぴよパスに収録している登録販売者「医薬品の基礎知識・人体」のオリジナル練習問題 全120問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級27問・中級58問・上級35問の全120問構成です。うち6問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
また、過去に軽度の症状を経験した人が同じ医薬品を再度使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合があるため、一度症状を経験した医薬品の再使用には注意が必要です。→ Q75 無菌性髄膜炎の症状と経過に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が上昇し(急性緑内障発作)、眼痛や眼の充血に加え急激な視力低下を来すことがあり、特に眼房水の出口である隅角が狭くなっている閉塞隅角緑内障がある人では厳重な注意が必要です。→ Q81 医薬品の副作用による眼圧上昇に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 3 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
登録販売者試験は5章で構成され、特に第3章「主な医薬品とその作用」(40問)で約100成分の作用機序・副作用・相互作用を覚える必要がある。本書は石川達也(現役薬剤師・登録販売者試験対策の動画講義配信者)監修の改訂4版で、副作用と作用機序の関連を成分ごとの整理表+章末一問一答で並走できる構成。第4章「薬事関係法規」も独立章で扱うため、3章単独に偏らず全章バランスを取りたい初学者に向く。
こんな人に: 薬学・登録販売者試験のどちらも初めての社会人や主婦。1冊で全範囲(5章)の体系を作りたい人、第3章成分の整理表を見ながら学びたい人。
令和7年4月公表の試験問題作成に関する手引きに対応した最新版。オールカラー・図表中心の562ページで、第3章「主な医薬品とその作用」を成分ごとにビジュアル整理。一問一答が章末ごとに付き、無料の解説動画(全12回)と併用できる。文字主体の参考書がつらい人、活字疲れする人にとって、図解+動画のサポートで脱落しにくい構成が他書にない強み。
こんな人に: 活字だけの本がつらい人、スマホ学習と紙学習を組み合わせたい人。令和7年4月公表の新手引き対応版を選びたい人。
テキストで章末問題を回した後、本試験形式120問の予想模試で得点力を測定するための1冊。Rank 1/2 と同じLEC編集のため、解説の参照ページがテキストと一致しており、間違えた論点を即座にテキストへ戻せる導線が組まれている。本試験は午前60問+午後60問の長時間試験で、テキスト演習だけでは時間配分の感覚が掴めないため、直前期に必須の1冊。
こんな人に: Rank 1/2のテキストを一周し、本試験形式で得点力を測りたい人。120問×2部の感覚に慣れたい受験直前期(2-4週間前)の人。
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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鎮咳去痰薬は1つの薬に何役も同居するので成分名が増えます。しかし手引きを読むと、同じ気管支拡張の枠でもアドレナリン作動成分とキサンチン系で相談すべき相手が入れ替わり、去痰成分は作用の数で4段に割れます。「1つだけ」の位置を押さえれば残りは消去法で解ける、という形に整理します。
婦人薬でまず問われるのは成分ではなく用語の範囲です。血の道症は更年期障害より広く、年齢的に必ずしも更年期に限りません。そして女性ホルモン成分は膣粘膜や外陰部に適用するのに循環血液中へ移行するため、妊婦も授乳婦も避ける必要があります。厚生労働省の手引きの原文で整理します。
外皮用薬でいちばん問われるのは「使ってはいけない患部」です。ステロイド性抗炎症成分と非ステロイド性抗炎症成分は、どちらもみずむし・たむし・化膿した患部を避けますが、理由がまったく違います。免疫低下と不顕性化という2つの機序で分けると、数字も年齢制限も1本につながります。厚生労働省の手引きの原文で整理します。
解熱鎮痛成分は共通の性質1枚と、そこからのズレで覚えると量が減ります。アスピリンもサザピリンも非ピリン系、アセトアミノフェンだけ末梢の抗炎症が期待できない、エテンザミドだけ痛みの伝わりを抑える側——手引きが「〜を除く」「〜に比べ」という語で明示しているズレを、原文で拾って整理します。
消防設備士
ビルメン4点 + ビル管