著作物
全38問
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著作物はビジネス著作権検定を構成する11科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全38問 (試験全体の約10%相当) を収録しています。本試験は合格率70.5%(2025年度平均)・試験時間初級60分/上級90分・受験料5,800円の試験で、著作物は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは創作性・編集著作物・思想又は感情・著作物の要件などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めるとビジネス著作権検定受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
38問のうち36問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (ビジネスと法・知的財産権・著作者・職務著作・著作者人格権) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級著作物の定義・著作物の4要件・第2条第1項第1号
著作権法第2条第1項第1号が定める著作物の定義として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第2条第1項第1号は著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義しています。ここから、①思想又は感情、②創作性、③表現、④文芸・学術・美術・音楽の範囲、という4つの要件が導かれます。公表も登録も要件ではありません。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級思想又は感情・事実は著作物でない・著作物の要件
著作物の要件のうち「思想又は感情」について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 「思想又は感情」は、人の精神活動の所産であることを意味し、高度である必要はありません。日常的な感想や工夫も含まれます。他方、気温や株価などの客観的な事実・データそれ自体は人の思想感情ではないので、この要件を満たしません。法人が作成したものも職務著作として著作物になり得ます。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級創作性・個性の発現・ありふれた表現
著作物の要件である「創作性」の理解として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 創作性は、作者の個性が何らかの形で表れていれば足り、芸術的な価値の高低や新規性は要求されません。逆に、ありふれた表現や、表現の選択の幅が極めて狭く誰が書いても同じになる表現には創作性が認められません。特許法の新規性・進歩性とは判断の枠組みが異なります。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級表現・固定は不要・映画の例外
著作物の要件である「表現」について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 著作物として保護されるには、思想感情が外部から知覚できる形で表現されている必要があります。ただし日本の著作権法は固定を一般的な要件としていないため、即興の演説や即興演奏も著作物になり得ます。例外的に映画の著作物だけは「物に固定されているもの」であることが必要です(第2条第3項)。
根拠法令: 著作権法第2条第3項
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級アイデアと表現の二分論・企画書・保護対象
次のうち、著作物として保護される可能性が最も低いものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 著作権法が保護するのは表現であって、アイデアそのものは保護されません(アイデアと表現の二分論)。同じアイデアを具体的な文章・イラスト・動画として表現したものは、創作性が認められる限り著作物になります。アイデア自体を守りたい場合は、秘密保持契約や特許など別の手段を検討することになり…
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級著作物の例示・第10条第1項・データベースの位置づけ
著作権法第10条第1項が例示する著作物に含まれないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条第1項は、言語・音楽・舞踊又は無言劇・美術・建築・図形・映画・写真・プログラムの9種類を例示しています。データベースの著作物は第10条の例示ではなく、第12条の2に独立の規定が置かれています。編集著作物(第12条)も同様に第10条の例示には含まれません。
根拠法令: 著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級例示列挙・第10条・定義が基準
著作権法第10条の「例示」の意味として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条は「この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりである」という書き出しで、限定列挙ではありません。例示にない種類でも第2条第1項第1号の定義を満たせば著作物になります。逆に、例示された種類に当てはまっても創作性がなければ著作物にはなりません。
根拠法令: 著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級雑報及び時事の報道・第10条第2項・新聞記事
新聞の記事の著作物性について、著作権法が明文で定めているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条第2項は、事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は言語の著作物に該当しないと定めています。人事異動や訃報の短信のような、事実を定型的に伝えるだけのものが想定されています。取材や分析に基づき記者の個性が表れた記事は著作物になり得るので、署名の有無で決まるわけではありません。
根拠法令: 著作権法第10条第2項
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級プログラム言語・規約・解法
プログラムの著作物の保護が及ばないものとして、著作権法が明文で定めているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条第3項は、プログラムの著作物の保護は、その著作物を作成するために用いるプログラム言語、規約(プロトコル等)及び解法(アルゴリズム)に及ばないと定めています。これらは表現ではなく道具や手順にあたるためです。ソースコード・オブジェクトコードは表現として保護され、マニュアルは言…
根拠法令: 著作権法第10条第3項
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級権利の目的とならない著作物・第13条・法令と判決
著作権法第13条により、著作権の目的となることができないものはどれか。
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解説: 第13条は、①憲法その他の法令、②国・地方公共団体の機関や独立行政法人等が発する告示・訓令・通達等、③裁判所の判決・決定・命令・審判等、④これらの翻訳物・編集物で国等が作成するもの、の4類型を権利の目的となることができないものとしています。国が作った刊行物一般が対象になるわけでは…
根拠法令: 著作権法第13条
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級判決の自由利用・第13条第3号・判例解説との区別
裁判所の判決の利用について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第13条第3号により、裁判所の判決・決定・命令及び審判並びに裁判に準ずる手続により行われる行政庁の裁決・決定は、著作権の目的となることができません。誰でも自由に利用できます。ただし判例集に付された解説や要旨は編集者の著作物になり得るため、その部分まで自由に使えるわけではありません…
根拠法令: 著作権法第13条
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級二次的著作物・翻案・第2条第1項第11号
二次的著作物の定義として正しいものはどれか。
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解説: 第2条第1項第11号は、二次的著作物を「著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物」と定義しています。元の著作物の表現上の本質的特徴を保ちつつ新たな創作性が加わったものです。単なる複製は新たな創作性がないので二次的著作物に…
根拠法令: 著作権法第2条第1項第11号
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級二次的著作物・第11条・原著作者の権利
小説を原作とした映画について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第11条は、二次的著作物に対する保護はその原著作物の著作者の権利に影響を及ぼさないと定めています。映画化により小説の著作権は何ら失われず、また第28条により、原著作者は二次的著作物の利用に関して二次的著作物の著作者と同じ種類の権利を持ちます。映画化には小説の著作権者の許諾(翻案権…
根拠法令: 著作権法第11条/著作権法第28条
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級編集著作物・素材の選択又は配列・第12条
編集著作物として保護されるための要件として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第12条第1項は、編集物でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものを著作物として保護すると定めています。素材が著作物である必要はなく、事実やデータの集まりでも選択・配列に創作性があれば編集著作物になります。素材の数についての基準もありません。
根拠法令: 著作権法第12条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級編集著作物・素材の著作権・第12条第2項
編集著作物に収録された個々の著作物の権利について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第12条第2項は、編集著作物の規定は、その編集物の部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさないと定めています。したがって収録された論文や写真を単独で利用するには、それぞれの著作権者の許諾が必要です。編集著作権と素材の著作権は別々に存在します。
根拠法令: 著作権法第12条第2項
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級データベースの著作物・情報の選択又は体系的な構成・第12条の2
データベースの著作物として保護されるための要件として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第12条の2第1項は、データベースでその情報の選択又は体系的な構成によつて創作性を有するものを著作物として保護すると定めています。編集著作物の「素材の選択又は配列」と文言が異なる点が問われやすい箇所です。データベース自体は、第2条第1項第10号の3で、電子計算機を用いて検索できる…
根拠法令: 著作権法第12条の2
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級データベースの定義・電子計算機による検索・第2条第1項第10号の3
著作権法上の「データベース」の定義に含まれる要素として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第2条第1項第10号の3は、データベースを「論文、数値、図形その他の情報の集合物であつて、それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」と定義しています。コンピュータ検索が前提なので、紙の名簿や辞典は編集著作物にはなり得てもデータベースの著作物に…
根拠法令: 著作権法第2条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級共同著作物・分離利用不可能性・第2条第1項第12号
共同著作物の定義として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第2条第1項第12号は、共同著作物を「二人以上の者が共同して創作した著作物であつて、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができないもの」と定義しています。分離して個別に利用できる場合は共同著作物ではなく、結合著作物として各自が自分の部分の著作権を持ちます。名義や出資は基準…
根拠法令: 著作権法第2条第1項第12号
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級共有著作権・全員の合意・第65条
共同著作物の著作権の行使について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第65条第2項は、共有著作権は共有者全員の合意によらなければ行使することができないと定めています。もっとも同条第3項により、各共有者は正当な理由がない限り合意の成立を妨げることができません。持分の譲渡や質権設定にも他の共有者の同意が必要です(同条第1項)。
根拠法令: 著作権法第65条
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級結合著作物・共同著作物との区別・歌詞と楽曲
作詞家と作曲家が分担して制作した歌曲の扱いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 歌詞と楽曲は、それぞれを単独で利用することができます。したがって「各人の寄与を分離して個別的に利用することができない」という共同著作物の要件を満たさず、通常は結合著作物として作詞家と作曲家がそれぞれ自分の著作物の著作権を持ちます。座談会の発言のように分離できないものは共同著作物に…
根拠法令: 著作権法第2条第1項第12号
- 正解済みまだ正解していませんQ21上級応用美術・純粋美術との区別・意匠法との重複
応用美術の著作物性について、一般的な考え方として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 応用美術とは、実用品に応用された美的な創作物をいいます。純粋美術と異なり、実用的な機能と表現が一体になっているため、どこまでを著作権で保護するかが争われてきました。実用目的のための構成と分離して美的鑑賞の対象となる部分に創作性が認められるか、という枠組みで検討されるのが一般的です…
根拠法令: 著作権法第2条第2項
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級タイプフェイス・書体の著作物性・独創性
書体(タイプフェイス)の著作物性について、判例の一般的な立場として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 最高裁は、印刷用書体について、従来の書体に比して顕著な特徴を有するといった独創性を備え、それ自体が美術鑑賞の対象となり得る美的特性を備えていなければ著作物に当たらないとしています。文字は情報伝達の道具であり、緩やかに著作物性を認めると文字の利用が過度に制約されることが理由とされま…
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級キャッチフレーズ・選択の幅・創作性の否定
キャッチフレーズや短い標語の著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 短い言葉は、伝えたい内容に対して選択できる表現の幅が狭く、誰が作ってもありふれた表現になりがちです。そのため創作性が否定されやすく、著作物性が認められない例が多くあります。文字数の基準が法定されているわけではなく、あくまで創作性の有無で判断されます。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級ありふれた表現・創作性・侵害判断
ありふれた表現の扱いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 創作性は作者の個性の発現ですから、その内容を表現しようとすれば誰が書いても同じになる部分には個性が表れず、創作性が認められません。したがって、そのような部分が共通していても著作権侵害にはなりません。侵害の判断では、創作性のある部分の表現上の本質的特徴が再生されているかを見ます。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ25初級写真の著作物・構図とシャッターチャンス・第10条第1項第8号
撮影された写真の著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 写真は第10条第1項第8号に例示されており、被写体の選択、構図、光線、シャッターチャンス、現像・レタッチなどに撮影者の個性が表れていれば著作物になります。もっとも、絵画を正面から機械的に複写しただけの写真のように、忠実な再現を目的とするものは創作性が否定されることがあります。
根拠法令: 著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級建築の著作物・図形の著作物・第10条第1項第5号
建築の著作物について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条第1項第5号は建築の著作物を例示していますが、実用的な建物すべてが対象になるわけではなく、通常の実用目的の建築物では創作性が否定されることが多いとされます。なお設計図は第10条第1項第6号の図形の著作物であり、建築の著作物とは区別されます。両者は保護される範囲も異なります…
根拠法令: 著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級地図の著作物・図形の著作物・取捨選択
地図の著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第10条第1項第6号は「地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物」を例示しています。地形そのものは事実ですが、どの情報を載せどう記号化して表現するかという取捨選択と表現方法に作成者の個性が表れれば著作物になります。実測データそのものは保護されません。
根拠法令: 著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ28初級映画の著作物・固定要件・第2条第3項
映画の著作物の定義について、著作権法が特に定めているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第2条第3項は、映画の著作物には、映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され、かつ、物に固定されている著作物を含むと定めています。したがってテレビ番組・ゲームの映像・企業のプロモーション動画なども映画の著作物になり得ます。映画の著作物だけは固定が要件です…
根拠法令: 著作権法第2条第3項
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級ゲームソフト・映画の著作物・プログラムの著作物
ゲームソフトの著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ゲームソフトは複数の著作物が組み合わされた複合的な製品です。画面に表示される映像は映画の著作物に、動作を実現するプログラムはプログラムの著作物に、劇中の音楽は音楽の著作物になり得ます。どの著作物として保護されるかで、頒布権の有無など適用される規定が変わります。
根拠法令: 著作権法第2条第3項/著作権法第10条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級実用文書・創作性・定型的表現
実用的な文書の著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 著作物の定義に実用性を排除する要素はないため、契約書・取扱説明書・報告書なども、表現の選択に作成者の個性が表れていれば著作物になります。ただし定型的な条項や、内容を伝えるための表現の幅が狭い部分には創作性が認められにくく、その部分が共通していても侵害にはなりません。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級依拠性・独自創作・特許権との違い
既存の著作物に依拠せず独自に創作した結果、偶然よく似た表現になった場合の扱いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 著作権侵害には、既存の著作物に依拠して作成したこと(依拠性)と、表現上の本質的特徴を直接感得できること(類似性)の両方が必要です。独自に創作したのであれば依拠性を欠くため侵害にはならず、それぞれが独立した著作物として保護されます。この点が、独自の発明にも権利が及ぶ特許権と大きく異…
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級編集著作物の創作性・ありふれた配列・五十音順
次のうち、著作物に当たらない可能性が最も高いものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 五十音順の並びは、氏名を検索しやすく並べるという目的からほぼ必然的に導かれるもので、選択や配列に作成者の個性が表れません。したがって編集著作物としての創作性が否定されやすくなります。他の3つはいずれも創作的な表現として著作物になり得ます。
根拠法令: 著作権法第12条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級アイデアと表現の二分論・保護の限界・代替手段
スローガンやアイデアを他人に模倣された場合の一般的な対応として、著作権法に基づく主張が難しい理由はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 著作権法が保護するのは創作的な表現であり、アイデアや、選択の幅が狭くありふれた短い表現は保護対象外です。登録・公表・営利性はいずれも保護の要件ではありません。アイデアの保護は、契約による秘密保持、不正競争防止法、場合により特許など、著作権法以外の手段を検討することになります。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ34初級編集著作物・素材の著作物性は不問・第12条第1項
素材が著作物でない編集物の著作物性について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第12条第1項は「編集物でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するもの」とだけ定めており、素材が著作物であることを求めていません。したがって、統計データや事実の集合であっても、どれを選びどう並べるかに個性が表れていれば編集著作物として保護されます。
根拠法令: 著作権法第12条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ35中級第28条・原著作者の権利・二重の許諾
二次的著作物を利用する際に必要な許諾について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第28条は、二次的著作物の原著作物の著作者は、当該二次的著作物の利用に関し、二次的著作物の著作者が有するものと同一の種類の権利を専有すると定めています。したがって翻訳書を出版するには、翻訳者と原著者の双方の許諾が必要です。許諾の取りこぼしが実務で最も起きやすい場面です。
根拠法令: 著作権法第28条
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級額に汗の理論・創作性・著作物の要件
著作物性の判断において、著作権法上考慮されない要素はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 創作性は個性の発現であって、投じた費用や労力の大きさとは無関係です。多大な労力をかけて収集したデータでも、選択や配列に個性がなければ著作物になりません。いわゆる額に汗の理論は日本の著作権法では採られていません。他の3つはいずれも第2条第1項第1号の要件に対応します。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ37初級インターネット公開・権利放棄との区別・引用の要件
インターネット上に公開されている著作物の扱いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: インターネット上での公開は、著作物を閲覧に供する行為にすぎず、著作権の放棄や利用許諾を意味しません。したがって転載・再配布には原則として許諾が必要です。出典の明示は引用(第32条)の要件の一つですが、それだけで転載が適法になるわけではなく、他の要件も満たす必要があります。
根拠法令: 著作権法第32条
- 正解済みまだ正解していませんQ38中級思想又は感情・機械的な記録・データベースとの違い
著作物の要件を満たさないものとして、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 機械が自動的に記録した観測データは、人の思想又は感情の表現ではなく、また誰が測っても同じ値になるため創作性もありません。したがって著作物の要件を満たしません。ただしそのデータを選択・体系化したデータベースは、第12条の2により著作物になり得ます。
根拠法令: 著作権法第2条第1項第1号
著作物の出題傾向 — 収録全38問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス著作権検定「著作物」のオリジナル練習問題 全38問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級13問・中級13問・上級12問の全38問構成です。うち36問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 創作性4問
- 編集著作物3問
- 思想又は感情2問
- 著作物の要件2問
- ありふれた表現2問
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編集部が選んだ「合格に直結する 2 冊」 PR
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 2 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
- 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付きビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版和田宏徳、坂本優、藤原正樹 編著(監修: 紋谷暢男、土肥一史)・インプレス
実施団体のサーティファイが公式テキストとして掲載しており、初級と上級を1冊で扱う。この試験は初級30問60分・得点率65%、上級40問90分・得点率70%で範囲表が1枚に統合されているため、級ごとに教材を分ける意味が薄い。公式が回ごとの過去問アーカイブを無料公開していない試験なので、巻末の模擬問題1回分とWebダウンロードの2回分(計3回分)が本番形式に触れられる数少ない手段になる。2025年7月発行で、2026年4月1日施行の令和5年法律第33号より前の版である点は、条文を扱う箇所で確認が要る。
こんな人に: 初級から受ける人。上級まで見据えているなら最初からこの1冊でよい。実務で著作物を扱う担当者にもそのまま使える。
解説○演習△Amazonで価格を見る - 上級の事例問題を判例から埋める概説書著作権法入門 第4版島並良、上野達弘、横山久芳・有斐閣
上級は事例判断の応用力を問うため、条文の暗記だけでは届きにくい。本書は令和3年改正・令和5年改正に対応した概説書で、重要な裁判例まで押さえてある。ビジネス著作権検定の出題範囲には肖像権・パブリシティ権や不法行為責任のように条文が存在しない論点が含まれており、そこを判例で埋められる教材は限られる。検定対策本ではないので、公式テキストの代わりではなく上級の補強として使う。
こんな人に: 上級を受ける人、または実務で著作権の判断を求められる人。初級だけなら不要。
解説○演習×Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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著作物 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス著作権検定の著作物は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス著作権検定の著作物に全38問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。375問あるビジネス著作権検定全体のうち著作物は約10%を占める重要科目です。
- 著作物はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 著作物は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。ビジネス著作権検定は合計11科目 (著作物 / ビジネスと法・知的財産権・著作者・職務著作・著作者人格権・著作権(支分権)) の構成なので、著作物単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- ビジネス著作権検定全体で著作物の出題比率はどのくらいですか?
- 著作物はビジネス著作権検定の11科目のうちの1科目です。ぴよパスに収録している著作物の問題数は38問 / 全375問で、収録全体の約10%にあたります。本試験での著作物の出題比率は約13%で、ぴよパスの模擬試験もこの配分で出題します。収録比率は演習量の都合で本試験の配分とは一致しないため、配分どおりに解きたいときは模擬試験を使ってください。合格率70.5%(2025年度平均)の試験なので、どの科目も一定の得点力を確保しておくのが結果として最短ルートになります。
- 著作物で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス著作権検定に科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。ただし著作物を捨て科目にすると総合点でその分を取り返す必要が出るため、最低ラインは確保しておくのが安全です。試験時間初級60分/上級90分の中で、ぴよパスの著作物練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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ビジネス著作権検定の練習問題 375 問|公式の無料公開はサンプル 5 問だけという前提から始める
ビジネス著作権検定は初級 30 問 60 分で得点率 65%、上級 40 問 90 分で得点率 70% が合格ラインです。ところが実施団体が無料公開している問題はサイト上のサンプル 5 問だけ。演習をどこから調達し、公式の出題範囲 14 大項目にどう割り当てるかを、著作権法の条文に接地した練習問題 375 問の使い方としてまとめました。
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ビジネス著作権検定の勉強法|初級・上級の独学手順と学習時間の目安
ビジネス著作権検定に独学で合格するための勉強法を、初級・上級別に整理。公式テキストと模擬問題の使い方、必要な学習時間の目安、上級の事例問題対策、リモートWebテストへの慣れ方まで、働きながらでも続けられるようにやさしく解説します。
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ビジネス著作権検定の合格率と難易度|初級・上級のデータを解説
ビジネス著作権検定の合格率と難易度を、初級・上級のデータから整理。初級約60〜65%・上級約50%という数字の意味、初級65%・上級70%という合格基準、上級の事例問題が難所になる理由まで、難易度を踏まえた対策をやさしく解説します。FP3級や知財検定との難易度比較もわかります。
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ビジネス著作権検定の初級と上級の違い|どちらを受けるべきか解説
ビジネス著作権検定の初級と上級の違いを、対象レベル・問題数・合格基準・出題内容から比較。基礎の初級か、事例問題のある上級か、どちらを受けるべきかの目安や、上級が知財検定2級の受験資格になる点まで、級選びに迷う人向けにやさしく解説します。
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ビジネス著作権検定のおすすめテキスト|公式テキストの選び方を解説
ビジネス著作権検定 (初級・上級) の独学に使うテキストを整理。サーティファイ監修の公式テキストが出題の土台になる理由や、模擬問題を活かした進め方、最新版を選ぶ注意点まで、著作権に特化した検定を独学で目指す人向けに教材の選び方をやさしく解説します。
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ビジネス著作権検定とは|初級・上級の違い・合格率・知財検定との関係
ビジネス著作権検定 (サーティファイ) の全体像を、初級・上級の対象・試験形式・合格率・受験料からやさしく整理。在宅で受けられるリモートWebテストである点や、上級合格が知的財産管理技能検定2級の受験資格になること、著作権に特化した検定の価値まで、これから受ける人向けに解説します。
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