第二種電気工事士を受けようと決めても、最初の関門は「そもそもどこに、いつ、どうやって申し込むのか」です。勉強を始めたのに申込期間を逃して半年待ち、というのは毎年あるもったいない失敗です。受験資格はないので誰でも申し込めますが、申込は期間限定。ここを外すと、どれだけ勉強していても受験できません。
この記事では、申込先の電気技術者試験センターから、申込の手順、上期・下期という年2回の日程の流れ、受験料の納付、CBT方式と筆記方式の選び方までを、初めて受ける人がつまずかない順で整理します。なお、申込期間・試験日・受験料の具体的な数字は年度ごとに変わるため、必ず最新の受験案内で確認してください。この記事は「流れと注意点」を押さえるためのものです。
この記事で分かること
- 申込先(電気技術者試験センター)と申込方法
- 受験案内の確認から受験票受け取りまでの手順
- 上期・下期という年2回の日程の流れと、いつ動くべきか
- CBT方式と筆記方式の違いと選び方
- 申込でやりがちな失敗とその回避策
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申込先は「電気技術者試験センター」
第二種電気工事士の試験は、一般財団法人 電気技術者試験センターが実施しています。申込も同センターが受け付けており、インターネット申込が基本です。書店や役所などで個別に手続きするものではなく、まずはセンターの受験案内を見るところから始まります。
受験資格はありません。年齢・学歴・実務経験を問わず、誰でも申し込めます。学科に合格すると、後日(別日)に技能試験があります。受験資格の詳細は受験資格・科目免除で解説しています。
申込の手順
申込の流れは、おおむね次の順で進みます。具体的な日付や金額は受験案内で確認する前提で、全体像をつかんでください。
- 受験案内を確認する。 電気技術者試験センターの受験案内で、申込期間・試験日・受験料・受験方式・必要なもの(顔写真など)を確認します。すべての起点です。
- マイページを登録する。 インターネット申込では、まずアカウント(マイページ)を作成します。氏名・住所などの基本情報を登録します。
- 受験申込を入力する。 受験する区分(第二種電気工事士)と受験方式(CBTか筆記か)を選び、申込内容を入力します。顔写真のアップロードが求められる場合があります。
- 受験料を納付する。 申込期間内に受験料を支払って、申込が確定します。支払いが完了して初めて申込成立です。入力だけで支払い未了だと受験できません。
- 受験票・会場を確認する。 申込後、受験票が交付されます。CBT方式の場合は、案内に従って受験する会場・日時を自分で予約します。
入力を終えただけで安心してしまい、受験料の支払いを忘れる——これが一番多い失敗です。「支払い完了=申込確定」と覚えておいてください。
上期・下期の日程の流れ
第二種電気工事士の試験は、例年、上期と下期の年2回実施されています。それぞれに申込期間→学科試験→技能試験というサイクルがあり、申込期間は試験日のかなり前に設定されます。
| 区分 | おおまかな時期の流れ |
|---|---|
| 上期 | 春ごろに申込 → 初夏ごろに学科 → 夏ごろに技能 |
| 下期 | 夏〜秋ごろに申込 → 秋〜冬ごろに学科 → 冬ごろに技能 |
上の表はあくまで「年2回あり、申込が試験のだいぶ前に来る」というイメージをつかむためのものです。月日は年度で前後するので、正確な日程は必ず受験案内で確認してください。
ポイントは、申込期間は試験日の数か月前に締め切られることです。「夏に試験だから春から勉強すればいい」と思っていると、肝心の申込期間が春先に終わっていた、ということが起こります。受験を決めたら、勉強より先にまず申込期間を調べるのが鉄則です。
CBT方式と筆記方式の選び方
近年、学科試験はCBT方式(パソコンで受験)と筆記方式(マークシート)から選べるようになっています。どちらを選んでも、問われる内容や合格基準(50問・30問で合格)は変わりません。違うのは「受け方」です。
| CBT方式 | 筆記方式 | |
|---|---|---|
| 受験形態 | パソコン画面で解答 | 紙のマークシート |
| 日程 | 期間内で会場・日時を自分で予約 | 指定された日に受験 |
| 向く人 | 日程を自分の都合に合わせたい人 | 紙に書き込みながら解きたい人 |
CBTは、申込後に受験期間の中から都合のよい日時・会場を選べるため、仕事のシフトと調整したい社会人に向きます。一方、問題用紙に計算を書き込んだり配線図にメモを入れたりしながら解きたい人は、筆記方式の方が落ち着いて解ける場合があります。どちらが正解ということはなく、自分の解き方に合う方式を申込時に選びます。最新の実施方式は受験案内で確認してください。
申込でやりがちな失敗と回避策
失敗1: 申込期間を逃す。 試験日ばかり見て、申込締切が数か月前だと気づかないパターン。回避策は、受験を決めた時点でまず申込期間を確認し、開始したらすぐ申し込むこと。
失敗2: 入力だけで支払いを忘れる。 申込フォームを埋めて満足し、受験料の納付を後回しにして期限切れ。回避策は、支払いまで一気に済ませること。確定メールや受験票で成立を確認します。
失敗3: 顔写真の不備。 規格に合わない写真で差し戻されることがあります。回避策は、受験案内で写真の規格を事前に確認してから用意すること。
失敗4: CBTの会場予約を忘れる。 CBTは申込とは別に、自分で受験日時・会場を予約する必要があります。予約しないまま受験期間が終わると受けられません。回避策は、申込後すぐに会場予約まで済ませること。
費用の全体像は費用まとめ、CBTの受け方の詳細はCBT対策、当日の流れは試験当日も参考にしてください。
申込を済ませたら、次は独学で進めるか講座を使うかを決める番です。迷うなら講座の選び方を整理した記事で各社の特徴を見比べてから、勉強の進め方を固めるとよいでしょう。
まとめ
第二種電気工事士は受験資格がなく誰でも申し込めますが、申込は期間限定です。申込先は電気技術者試験センターで、受験案内の確認→マイページ登録→申込入力→受験料納付→受験票・会場確認という流れで進みます。年2回(上期・下期)あり、申込期間は試験日の数か月前に締め切られる点に注意してください。
まず最初の一歩として、電気技術者試験センターの公式サイトで直近の受験案内を開き、次の申込期間と試験日をカレンダーに書き込んでください。勉強の計画は、その日程が決まってから逆算するのが確実です。
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出典:
- 一般財団法人 電気技術者試験センター — 試験概要・受験案内
- 電気工事士法 — 第二種電気工事士の業務範囲の規定





















































































































