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構造・機能及び整備は消防設備士 乙種第6類を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全130問 (試験全体の約38%相当) を収録しています。本試験は合格率約35.6% (令和7年度)・試験時間1時間45分・受験料4,400円の試験で、構造・機能及び整備は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは消火器・規格省令・消防設備士乙種6類・消火薬剤などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 乙種第6類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
130問のうち93問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎的知識(機械)・実技(鑑別)) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
蓄圧式消火器と加圧式消火器の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 蓄圧式消火器はあらかじめ本体容器内に窒素ガス等で圧力が蓄えられており、レバーを握るとそのまま薬剤が放射される。加圧式消火器は使用時にレバー操作により加圧用ガス容器(ボンベ)のガスが放出され本体容器内を加圧して薬剤を放射する。選択肢3は蓄圧式と加圧式の説明が逆。選択肢4は構造上の分…
火災の分類と適応する消火器の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
解説: 泡消火器は水系の消火薬剤を使用しており、電気火災(C火災)には適応しない。感電の危険があるため、通電中の電気設備の火災には使用してはならない。選択肢4は正しく、強化液消火器はA火災に適応する。選択肢1は正しく、粉末消火器(ABC型)はB火災を含む全火災に適応する。選択肢3は正しく…
消火作用の種類に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 粉末消火器の主な消火作用は抑制作用(負触媒作用)と窒息作用であり、冷却作用ではない。粉末薬剤は燃焼の連鎖反応を化学的に断ち切る抑制作用が主体で、放射された粉末が燃焼面を覆うことによる窒息作用も併せ持つ。選択肢2は窒息作用の正しい説明。選択肢3は冷却作用の正しい説明。選択肢4は抑制…
粉末消火器(ABC型)に使用される消火薬剤の主成分として、正しいものはどれか。
解説: 粉末消火器(ABC型)の主成分はリン酸アンモニウム(リン酸二水素アンモニウム)であり、A火災・B火災・C火災の全てに適応する。選択肢3の炭酸水素ナトリウムは粉末消火器(BC型)の主成分で、A火災には適応しない。選択肢1の炭酸カリウムは強化液消火器の主成分である。選択肢2の硫酸アル…
強化液消火器に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 強化液消火器の消火薬剤は炭酸カリウム水溶液であり、凝固点が−20℃程度と低いため寒冷地でも使用できることが特徴である。水と同じ0℃ではない。選択肢3は正しく、主成分は炭酸カリウムの水溶液。選択肢4は正しく、霧状放射により全火災に適応する。選択肢1は正しく、水溶液による冷却作用とア…
二酸化炭素消火器に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 二酸化炭素消火器は、液化二酸化炭素を本体容器に高圧で充填しており、放射時に気化して消火作用を発揮する。選択肢4は誤りで、二酸化炭素消火器はB火災・C火災に適応し、A火災には適応しない(再燃の危険がある)。選択肢2は誤りで、密閉空間で大量使用すると酸素濃度が低下し窒息の危険がある。…
消火器の安全装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 安全栓は加圧式・蓄圧式の両方に設けられている。消火器の誤操作を防止する基本的な安全装置であり、使用時に引き抜いてからレバーを握る。選択肢1は正しく、安全栓の役割の説明。選択肢2は正しく、蓄圧式消火器には圧力異常上昇時の安全弁が備わっている。選択肢3は正しく、使用済み表示装置により…
消火器の指示圧力計に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 指示圧力計の緑色範囲は使用圧力範囲(概ね0.7〜0.98MPa)を示しており、針が緑色範囲内にあれば圧力が正常である。消火器の指示圧力計は緑色範囲の左側(低圧側)と右側(高圧側)がそれぞれ赤色範囲となっており、黄色の範囲は標準的な指示圧力計には存在しない。「指示圧力計は全ての消火…
泡消火器(機械泡)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 泡消火器(機械泡)はA火災(普通火災)およびB火災(油火災)に適応するが、水系の薬剤を含む泡は導電性があるため、C火災(電気火災)には適応しない。選択肢3は誤りで、泡消火器の主な消火作用は窒息作用(泡で燃焼面を覆い酸素を遮断)と冷却作用である。選択肢1は誤りで、消火薬剤は水成膜泡…
消火器の機器点検と総合点検に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 機器点検では消火器の外観、変形、損傷、腐食、圧力計の指示値、安全栓の状態などを確認する。総合点検では機器点検の項目に加え、消火器の機能について実際に放射試験等により確認を行う。選択肢1は点検内容が異なるため誤り。選択肢2は設置場所の確認だけではなく、外観や各部品の状態も確認するた…
根拠法令: 消防法施行規則第31条の6
消火器の耐用年数に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 業務用消火器の設計標準使用期限(旧称:耐用年数)は概ね10年とされている。選択肢1は3年ではなく10年(業務用)または5年(住宅用)であるため誤り。選択肢2は住宅用消火器の使用期限は概ね5年であるため誤り。選択肢3は設計標準使用期限を超えた消火器は交換が推奨されており、特に老朽化…
消火薬剤の詰め替えに関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 消火薬剤の詰め替え(整備)は消防設備士または消防設備点検資格者が行うべき作業である。選択肢2は正しく、安全のために残圧を排出してから分解・詰め替えを行う。選択肢3は正しく、異なる種類の薬剤を混合すると化学反応や性能低下を招くおそれがあるため禁止されている。選択肢4は正しく、蓄圧式…
消火器の点検において、不良と判定される状態として、該当しないものはどれか。
解説: 蓄圧式消火器の指示圧力計の針が緑色範囲内にある状態は正常であり、不良には該当しない。選択肢1の著しい腐食は本体容器の強度低下や破裂の原因となるため不良。選択肢3の安全栓の脱落は誤放射やいたずらの原因となるため不良。選択肢4のホースのひび割れは薬剤放射時に漏洩する原因となるため不良…
加圧式粉末消火器の放射メカニズムについて、操作手順として正しい順番はどれか。
解説: 加圧式粉末消火器の正しい操作・放射メカニズムは次の通り。(1)安全栓を引き抜く、(2)レバーを握る、(3)レバーの力がカッターや打ち金に伝わり加圧用ガス容器の封板(シール)が破られる、(4)加圧用ガス(二酸化炭素等)が本体容器内に噴出して内圧が上昇する、(5)加圧された粉末薬剤が…
消火器の設置場所に関する記述として、不適切なものはどれか。
解説: 消火器は直射日光が当たる場所や高温・多湿の場所を避けて設置するべきである。高温環境では消火器内部の圧力が異常に上昇するおそれがある。選択肢1は正しく、消火器は持ち出しやすく通行の妨げにならない場所に設置する。選択肢2は正しく、消防法施行規則第9条により消火器の設置場所に標識を設け…
根拠法令: 消防法施行規則第9条
ハロゲン化物消火器に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ハロン(フロン類)はオゾン層を破壊する物質としてモントリオール議定書により製造が禁止されており、現在は新たな消火器への充填・設置ができない。既設のハロン消火器は廃棄時に適切な処分が必要である。選択肢1は誤りで、ハロゲン化物消火器はB火災・C火災に適応するが、A火災の消火に対する適…
消火器の放射時間と放射距離に関して、粉末消火器(蓄圧式・ABC型・3kg)の一般的な特性として正しいものはどれか。
解説: 一般的な粉末消火器(蓄圧式・ABC型・3kg)の放射時間は約10〜15秒程度、放射距離は約3〜6m程度である。消火器は連続放射時間が短いため、放射前に火元に十分近づき、正確に狙って使用することが重要である。選択肢4の30秒以上・10m以上は実際よりも大幅に過大な値である。選択肢2…
消火器の定期点検において、消火薬剤の質量または容量の確認方法として正しいものはどれか。
解説: 粉末消火器の消火薬剤量は直接目視できないため、本体容器全体を秤で質量測定し、本体容器の空質量(容器に表示)を差し引いて薬剤質量を算出し、規定の充填質量と比較して確認する。選択肢3は粉末薬剤の量を色の変化で確認することはできない(変色は薬剤の劣化確認には使えることがある)。選択肢4…
根拠法令: 消防法施行規則第31条の6
水消火器に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 水消火器の消火薬剤は水であり、主な消火作用は冷却作用(水の蒸発熱・比熱が大きいため燃焼物を効果的に冷却する)である。適応火災はA火災(木材・紙・繊維等の普通火災)のみ。選択肢2は誤りで、水消火器はB火災(油火災)には適応せず(水では油が拡散して延焼するおそれ)、C火災(電気火災)…
消火器の廃棄・リサイクルに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 廃棄消火器は株式会社消火器リサイクル推進センターが運営するリサイクルシステムを通じて適切に処理することが推進されている。消火器はスチール等の金属資源として再利用できる。選択肢1は誤りで、残圧のある消火器を無処理で穿孔すると破裂・爆発事故の危険がある。必ず残圧を排出(放射・ガス抜き…
消火器の大型と小型の区分に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の規格省令において、大型消火器はA火災に対する能力単位が10以上、またはB火災に対する能力単位が20以上のものと定められている。これ以外の消火器が小型消火器に区分される。選択肢1の能力単位1以下という基準は誤りであり、小型消火器は大型に該当しない消火器全般を指す。選択肢3は…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第2条、消火器の技術上の規格を定める省令第9条
粉末消火器(BC型)に使用される消火薬剤の主成分として、正しいものはどれか。
解説: 粉末消火器(BC型)の消火薬剤の主成分は炭酸水素ナトリウム(重炭酸ソーダ)である。B火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応するが、A火災(普通火災)には適応しない。選択肢4のリン酸アンモニウムはABC型粉末消火器の主成分であり、A・B・C火災すべてに適応する。選択肢1の炭酸カリ…
消火器の能力単位に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 能力単位とは、消火器の消火性能を示す数値で、消火試験(模型火災試験)によって測定される。A火災に対する能力単位はA-1、A-2等と表され、数字が大きいほど消火能力が高い。B火災に対する能力単位はB-1、B-2等と表される。選択肢4は重量による分類ではなく消火試験による性能評価であ…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第2条、消火器の技術上の規格を定める省令第3条、消火器の技術上の規格を定める省令第4条
住宅用消火器と業務用消火器の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 住宅用消火器の設計標準使用期限は概ね5年とされており、業務用消火器の概ね10年より短い。住宅用消火器はコンパクトで扱いやすい設計になっている反面、耐久性の面で業務用より使用期限が短く設定されている。選択肢2は消火能力については業務用消火器の方が一般的に高い。選択肢3は住宅用消火器…
消火器の本体容器に表示しなければならない事項として、該当しないものはどれか。
解説: 消火器の本体容器に表示が義務付けられている事項には、消火器の種類・型式番号、使用方法、適応火災の絵表示、消火薬剤の充填質量または充填容量、製造年、製造番号、製造者名等が含まれるが、購入した販売店の名称と所在地は表示義務項目ではない。選択肢3・4・1はいずれも表示が義務付けられてい…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第38条
消火器のサイホン管に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: サイホン管は消火器の本体容器の底部付近まで伸びており、加圧によって容器底部にある消火薬剤をホースやノズルへ導くための管である。消火器を正立させて使用することで、底部の薬剤がサイホン管を通って放射される。選択肢3は逆で、サイホン管は底部から伸びている。選択肢1は加圧用ガスを導入する…
粉末消火器の湿気による薬剤劣化に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 粉末消火薬剤は吸湿性があり、水分を吸収すると粉末が凝集して固まる「固結」が発生する。固結した薬剤はノズルやサイホン管を詰まらせ、放射不良の原因となる。このため粉末消火器は防湿処理が施された薬剤を使用し、本体容器内は乾燥状態が保たれるよう管理する必要がある。選択肢4は吸湿によって消…
消火器の歩行距離に関する設置基準として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第6条により、小型消火器は防火対象物の各部分から消火器までの歩行距離が20m以下となるよう配置しなければならない。大型消火器の歩行距離は30m以下と定められている。選択肢2は大型消火器の基準(30m)であり、小型消火器は20mが正しい。選択肢4の10mという基準は設…
根拠法令: 消防法施行規則第6条
二酸化炭素消火器のホーンに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 二酸化炭素消火器は、液化二酸化炭素が放射時に急激に気化・膨張し、ホーン部分が極めて低温になる(ドライアイス状態になることもある)。素手でホーンを長時間握ると凍傷を負うおそれがあるため、点検や操作時は注意が必要である。選択肢2のホーンは電気を通さない材質(ゴムや樹脂)で作られている…
消火器の適応火災を示す絵表示について、B火災(油火災)を示すものはどれか。
解説: 規格省令第38条第4項第1号の表は、A火災の絵表示を「炎は赤色、可燃物は黒色とし、地色は白色」、B火災を「炎は赤色、可燃物は黒色とし、地色は黄色」、電気火災を「電気の閃光は黄色とし、地色は青色」と定めている。したがってB火災(油火災)は地色が黄色で、炎と可燃物の色はA火災と同じで…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第38条
消火器の点検周期に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第31条の6第1項は点検を「1年以内で消防庁長官が定める期間ごと」と定め、具体的な期間は消防庁長官の告示に委ねている。その告示により、機器点検を6か月に1回、総合点検を1年に1回行うこととされている。消火器も消防用設備等に含まれるため、この周期に従って点検を実施する…
根拠法令: 消防法施行規則第31条の6第1項(具体的な期間は消防庁長官の告示)
加圧式消火器の加圧用ガス容器(ガスボンベ)に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 加圧用ガス容器は使用後に再充填して繰り返し使用するよう義務付けられているわけではない。実際には一度使用した容器は新品と交換するのが一般的であり、再充填する場合も専門の設備と資格が必要となる。選択肢2は正しく、内部加圧式(容器内部)と外部加圧式(容器外部)の両方が存在する。選択肢3…
消火器の内部及び機能の点検(内部・機能点検)を実施しなければならない対象として、正しいものはどれか。
解説: 内部及び機能の点検については、製造後3年を超える加圧式消火器(粉末・強化液等)と、製造後5年を超える蓄圧式消火器が対象となる。蓄圧式の方が加圧式より点検開始の年数が長いのは、蓄圧式は指示圧力計によって常時圧力状態を確認できるためである。選択肢2の全ての消火器に5年という一律の基準…
根拠法令: 消防法第17条の3の3、消防法施行規則第31条の6第5項(点検の方法は消防庁長官が定める)
消火器の本体容器の耐圧試験(水圧試験)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の本体容器の耐圧試験は、製造後一定年数を経過した消火器について実施が必要であり、試験圧力は最高使用圧力の1.5倍以上の水圧を加えて変形・損傷・漏洩がないことを確認する。選択肢4は毎回の外観点検で実施するものではなく、所定年数経過後に実施する。選択肢1は耐圧試験に不合格となっ…
根拠法令: 消火器の点検要領(消防庁)
化学泡消火器(転倒式)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 化学泡消火器(転倒式)は外筒(炭酸水素ナトリウム溶液)と内筒(硫酸アルミニウム溶液)の二液が分離して入っており、使用時に転倒させることで両液が混合し化学反応により二酸化炭素を含む泡が発生して放射される。選択肢1は化学泡消火器は製造や整備の複雑さ・環境への配慮等から現在は製造が行わ…
消火器の使用方法として、正しい操作手順はどれか。
解説: 消火器の正しい使用手順は(1)安全栓(ピン)を引き抜く、(2)ホースを火元(炎の根元)に向ける、(3)火元に十分近づきながらレバーをしっかりと握って放射する、となる。放射時間が短い(約10〜15秒)ため、正確に炎の根元を狙いながら近づいて使用することが効果的な消火につながる。選択…
消火器の設置が必要な防火対象物に関して、延べ面積による設置基準の考え方として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令別表第一に定められた防火対象物については、その用途(劇場・病院・ホテル・工場等)および延べ面積・規模等に応じて消火器の設置義務が異なる。例えば特定防火対象物は小規模でも設置義務が生じる場合があり、非特定防火対象物は延べ面積の閾値が異なる。選択肢4は全ての建物に設置義務…
根拠法令: 消防法施行令第10条
消火器の安全弁(過圧排出機構)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 安全弁は蓄圧式消火器に設けられており、高温や過充填などにより本体容器内の圧力が異常に上昇した場合、設定圧力以上になると自動的に開放してガスを外部に放出し、容器の破裂を防ぐ安全装置である。選択肢2は全ての消火器に義務付けられているわけではなく、加圧式消火器にはガス容器の封板が安全機…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第24条
消火器を設置する場合の表示(標識)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第9条の規定により、消火器の設置場所には「消火器」と表示した標識を設けなければならない。標識の地色は赤色で、文字は白色と定められている。標識の大きさについても規定があり、縦24cm以上・横8cm以上とされている。選択肢4は標識の設置は法令上の義務であるため誤り。選択…
根拠法令: 消防法施行規則第9条
自動車用消火器に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 自動車用消火器は走行中の振動や衝撃・温度変化等の過酷な環境に耐えられるよう、通常の業務用消火器とは別に「自動車用消火器の技術上の規格を定める省令」に基づく特別の規格が設けられている。この規格に適合したものを使用しなければならない。選択肢1は業務用消火器であれば全て自動車用として使…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第8条、第30条
粉末消火器(ABC型)に充填されている消火薬剤の着色として、正しいものはどれか。
解説: 消火器用消火薬剤の規格により、リン酸塩類等(リン酸アンモニウム)を主成分とするABC粉末消火薬剤は淡紅色系に着色することとされている。着色により薬剤の種類を識別でき、点検・整備時の確認にも役立つ。選択肢3の白色は炭酸水素ナトリウムを主成分とするBC粉末消火薬剤の色である。選択肢1…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条
消火器の外面の塗色に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の技術上の規格を定める省令により、消火器の外面はその25%以上を赤色仕上げとしなければならないと定められている。なお、二酸化炭素消火器は高圧ガス保安法の適用を受けるため、容器の表面積の2分の1以上を緑色とすることも求められており、赤色と緑色に塗り分けられた外観となる。選択肢…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第37条
手さげ式消火器の安全栓の規格に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の技術上の規格を定める省令により、安全栓は1動作で容易に引き抜くことができること、上方向(消火器を水平面上に置いた場合において垂直軸から30度以内の範囲)に引き抜くよう装着されていること、リング部の内径は2cm以上であること、リング部の塗色は黄色仕上げとすることなどが定めら…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第21条
消火器のろ過網に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ろ過網は、消火薬剤中のごみや薬剤の固まりがノズルやホースを詰まらせるのを防ぐため、ホース・ノズルに通じる薬剤導出管の本体容器内における開口部に設けられる網である。ろ過網の設置が必要とされるのは化学泡消火器などであり、全ての消火器に義務付けられているわけではないため選択肢1は誤り。…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第17条
加圧式粉末消火器の内部構造に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 加圧式粉末消火器では、加圧用ガスを本体容器内に導くガス導入管の先端(開口部)に逆流防止装置が設けられており、粉末薬剤がガス導入管内へ逆流して詰まるのを防いでいる。また、サイホン管の先端には粉上り防止用封板が設けられ、保管中に粉末薬剤や湿気がサイホン管内に入り込むのを防ぎ、放射時に…
消火器の携帯又は運搬の方式に関する規格として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の技術上の規格を定める省令により、消火器はその質量(保持装置・背負ひも・車輪の質量を除く)に応じて運搬方式が定められている。28kg以下のものは手さげ式・据置式・背負式、28kgを超え35kg以下のものは据置式・背負式・車載式、35kgを超えるものは車載式としなければならな…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第23条
規格省令に定める消火器の放射性能に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の技術上の規格を定める省令では、放射性能として、放射の操作が完了した後すみやかに消火薬剤を有効に放射すること、放射時間は温度20℃において10秒以上であること、消火に有効な放射距離を有すること、充填された消火薬剤の容量又は質量の90%(化学泡消火薬剤は85%)以上の量を放射…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第10条
大型消火器に充填する消火薬剤の量として、規格上正しいものはどれか。
解説: 大型消火器は、能力単位(A火災10以上またはB火災20以上)の要件に加えて、消火薬剤の充填量が規格で定められている。粉末消火器は20kg以上、強化液消火器は60L以上、二酸化炭素消火器は50kg以上、機械泡消火器は20L以上、水消火器・化学泡消火器は80L以上、ハロゲン化物消火器…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第9条
消火器のキャップに設けられる減圧孔に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火器の技術上の規格を定める省令により、消火器のキャップやプラグには、これらを外す途中で本体容器内の圧力を完全に減圧することができる有効な減圧孔または減圧溝を設けることとされている。整備等でキャップを緩めた際、容器内に残圧があると減圧孔からガスが噴出して圧力を逃がすため、キャップ…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第13条
強化液消火器の放射方式と適応火災に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 強化液消火器は霧状に放射することでA火災・B火災・電気火災(C火災)のいずれにも適応する。霧状の微細な粒子は連続した導電経路をつくりにくく感電の危険が小さいため、電気火災にも使用できる。一方、棒状(液状)に放射する場合は連続した水の流れにより感電のおそれがあるため電気火災(C火災…
機械泡消火器(空気泡消火器)の発泡の仕組みに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 機械泡消火器(空気泡消火器)は、水成膜泡や合成界面活性剤泡などの消火薬剤水溶液を、空気吸入口を備えた発泡ノズルを通して放射する際に外気(空気)を取り込み、薬剤水溶液と機械的に混合・撹拌することで泡を発生させる。空気を機械的に混合して発泡させることから「機械泡」「空気泡」と呼ばれる…
二酸化炭素消火器に液化二酸化炭素を充填する際の「充填比」に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 充填比は、容器の内容積(L)を充填する液化二酸化炭素の質量(kg)で除した値であり、二酸化炭素消火器では高圧ガス保安法令に基づき1.5以上とすることが求められる。充填比を確保するのは、温度が上昇して液化ガスが膨張しても容器が液で満たされる(液封)状態にならず、異常な圧力上昇による…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第35条
化学泡消火器の使用(作動)方式による分類に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 化学泡消火器は使用(作動)方式により、転倒式・破がい転倒式・開がい転倒式に分類される。破がい転倒式は、キャップに設けた押し金具(ハンドル)で内筒の封板を破ってから本体を転倒させ、内筒(硫酸アルミニウム溶液)と外筒(炭酸水素ナトリウム溶液)の薬剤を混合・反応させて泡を発生させる方式…
手さげ式消火器に設ける「使用済みの表示装置」に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令では、手さげ式消火器には放射(レバー操作)したことが分かる「使用済みの表示装置」を設けることとされているが、指示圧力計を有する蓄圧式消火器、バルブを有しない消火器(開放式のもの)、および手動ポンプにより作動する水消火器は、この限りでない(表示装置を設けなくてよい)。指示圧…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第21条の2
蓄圧式消火器に取り付ける指示圧力計に関する規格上の記述として、誤っているものはどれか。
解説: 指示圧力計は、本体容器内が常時加圧されている蓄圧式消火器にのみ取り付けられ、使用時にのみ加圧される加圧式消火器には取り付けられていない。したがって「加圧式消火器にも取り付けられている」とする選択肢2が誤り。選択肢3は正しく、規格により指示圧力計は使用圧力範囲を緑色で明示することと…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第28条、消火器の点検要領(消防庁)
消火器用消火薬剤の性状及び着色に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 二酸化炭素は無色の気体(液化ガス)であり、消火薬剤そのものを着色する規定はない。容器外面の塗色(赤色・緑色)とは別の事柄であり、「消火薬剤の全量を赤色に着色しなければならない」とする選択肢3が誤り。選択肢1は正しく、粉末消火薬剤は吸湿・固結を防ぐ防湿加工が施され、主成分に応じた色…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第1条の2、消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条
加圧式粉末消火器における「ガス導入管」の役割として、正しいものはどれか。
解説: ガス導入管は、加圧用ガス容器から放出された加圧ガスを本体容器内の粉末薬剤中へ導く管である。噴出したガスが粉末薬剤を撹拌して流動化させながら容器内を加圧することで、薬剤を放射しやすくする。ガス導入管の先端には、粉末薬剤が管内へ逆流するのを防ぐ逆流防止装置が設けられる。選択肢4は誤り…
蓄圧式消火器において、本体容器内を常時加圧しておくために一般に用いられるガスとして、正しいものはどれか。
解説: 蓄圧式消火器では、消火薬剤とともに本体容器内へ窒素ガス(圧縮ガス)を充填して常時加圧しておき、レバー操作でそのまま薬剤を放射する。窒素は不活性で薬剤に悪影響を与えず、常温で高圧の圧縮ガスとして扱えるため用いられる(蓄圧式の強化液・機械泡消火器では圧縮空気が用いられることもある)。…
加圧式粉末消火器と蓄圧式粉末消火器の構造上の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 蓄圧式粉末消火器は、本体容器内に消火薬剤とともに窒素ガスを充填して常時加圧する構造であり、加圧式のような加圧用ガス容器やガス導入管、逆流防止装置を必要としない。したがって選択肢4が正しい。選択肢2は誤りで、蓄圧式には加圧用ガス容器そのものが存在しない。選択肢3は逆であり、指示圧力…
手さげ式粉末消火器のうち「開閉バルブ式(開閉式)」のものに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 開閉バルブ式(開閉式)の消火器は、レバーを握っている間だけ薬剤が放射され、レバーを離すとバルブが閉じて放射が中断し、再びレバーを握れば放射を再開できる。必要な分だけ放射して途中で止められるのが特徴である。これに対し開放式(開き放し式)は、一度レバーを握って放射を始めると途中で止め…
二酸化炭素消火器の圧力源(放射方式)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 二酸化炭素消火器は、常温で高圧の液化二酸化炭素を本体容器(高圧ガス容器)に充填しており、レバー操作でバルブを開くと液化二酸化炭素自体の蒸気圧によって二酸化炭素が気化しながら放射される。したがって、加圧式粉末消火器のような別の加圧用ガス容器を必要としない。選択肢1は誤りで、二酸化炭…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第1条の2
炭酸水素ナトリウムを主成分とする粉末消火薬剤(BC粉末)の着色として、正しいものはどれか。
解説: 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム)を主成分とする粉末消火薬剤(BC粉末)は白色系に着色される。B火災(油火災)・C火災(電気火災)に適応し、A火災には適応しない。🔴 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条第2項が着色を義務づけているのはりん酸塩類等(ABC粉末)の…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条
規格省令上、安全栓を設けなくてもよい消火器として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令では、消火器は不時の作動(誤放射)を防止するため安全栓を設けなければならないが、手動ポンプにより作動する水消火器と、転倒の1動作で作動する消火器(転倒式化学泡消火器など)については安全栓を設けなくてよいとされている。転倒させる動作そのものが使用開始動作であり、安全栓による…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第21条
強化液消火薬剤の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 強化液消火薬剤は炭酸カリウム(K2CO3)を水に溶かした濃厚な水溶液で、アルカリ性を示す。水を主体とするため冷却作用を持つとともに、アルカリ金属塩(カリウム塩)による燃焼の連鎖反応を抑える抑制作用(負触媒作用)も併せ持つ。凝固点が低いため寒冷地でも使用でき、霧状に放射すればA火災…
機械泡消火器に用いられる水成膜泡消火薬剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 水成膜泡(AFFF)消火薬剤は、放射された泡が油面をおおうとともに、泡から溶け出した水溶液が油面に薄い水の膜(水成膜)を形成し、油の蒸発(可燃性蒸気の発生)を抑えて窒息作用と再着火防止効果を発揮する。機械泡消火器は蓄圧式で、発泡ノズルから空気を取り込んで泡を発生させ、A火災・B火…
化学泡消火器の消火薬剤と維持管理に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 化学泡消火器は、外筒にA剤(炭酸水素ナトリウムの水溶液)、内筒にB剤(硫酸アルミニウムの水溶液)を別々に入れておき、使用時に両液を混合・反応させて泡を発生させる。薬剤が水溶液であり経年で反応性や液性が劣化するため、他の消火器と異なりおおむね1年ごとに薬剤を詰め替える(交換する)必…
規格省令に定める消火器の操作の機構(放射を開始するまでの動作数)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第5条第1項は、保持装置から取りはずす動作、背負う動作、安全栓をはずす動作及びホースをはずす動作の4つを除いたうえで、原則として一動作で容易かつ確実に放射を開始できることを求めている。例外として、化学泡消火器・据置式の消火器・背負式の消火器は二動作以内、車載式の消火器は三…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第5条
二酸化炭素消火器の設置場所に関する規制として、正しいものはどれか。
解説: 二酸化炭素消火器やハロゲン化物消火器(ハロン)は、放射された気体によって室内の酸素濃度が低下し窒息のおそれがあるため、換気について有効な開口部が少なく床面積の狭い地階・無窓階・居室など、換気が不十分で放射ガスが滞留しやすい場所には設置してはならないと定められている。選択肢1は誤り…
根拠法令: 消防法施行規則第11条
化学泡消火器で泡が発生する化学反応に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 化学泡消火器は、外筒のA剤(炭酸水素ナトリウム水溶液)と内筒のB剤(硫酸アルミニウム水溶液)を使用時に混合・反応させる。この反応により二酸化炭素が発生し、同時に生成する水酸化アルミニウムのゲル(コロイド)や起泡剤(安定剤)の働きで、二酸化炭素を核とした多量の泡がつくられて放射され…
規格省令上の「消火器」の定義から除かれるものとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第1条の2第1号は、消火器を「水その他消火剤を圧力により放射して消火を行う器具で人が操作するもの」と定義したうえで、固定した状態で使用するものと、消防法施行令第41条第5号に規定するエアゾール式簡易消火具を除いています。人が操作しない固定設備は消火設備であって消火器ではな…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第1条の2、消防法施行令第41条
規格省令における「B火災」の定義として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第1条の2第14号はB火災を、消防法別表第一に掲げる第四類の危険物(引火性液体)並びに危険物の規制に関する政令別表第四に掲げる可燃性固体類及び可燃性液体類に係る火災と定義しています。そしてA火災はこのB火災以外の火災と定義されており(同条第13号)、A火災が「B火災でない…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第1条の2
A火災に対する能力単位を測定する第一消火試験に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第3条第2項は、第一消火試験について、燃焼なべに第一模型は3.0リットル、第二模型は1.5リットルのJIS K二二〇二に適合する自動車ガソリンを入れて順次点火し、消火は最初の模型に点火した後3分で開始すると定めています。0.6リットルのノルマルヘプタンを用いて点火後3分で…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第3条
A火災に対する能力単位の数値の求め方として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第3条第3項は、A火災に対する能力単位について、S個の第一模型を完全に消火したものは2×S、S個の第一模型及び1個の第二模型を完全に消火したものは2×S+1と定めています。第一模型が2単位、第二模型が1単位に相当すると理解します。模型の番号の算術平均をとって端数を切り捨て…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第3条
B火災に対する能力単位の数値の求め方として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第4条第4項は、B火災に対する能力単位を、第二消火試験において完全に消火した模型の番号の数値と、第三消火試験において完全に消火した模型の番号の数値の合計数との算術平均値とし、その算術平均値に1未満の端数がつくときは端数を切り捨てると定めています。2つの試験の結果を平均する…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第4条
規格省令が定める消火器の操作の機構において、動作数に数えない動作として、誤っているものはどれか。
解説: 規格省令第5条第1項は、動作数から除かれる動作として、保持装置から取りはずす動作、背負う動作、安全栓をはずす動作及びホースをはずす動作の4つを列挙しています。ノズルを火元に向ける動作はここに挙げられていません。除かれる4動作は「使う前の準備にあたる動作」で共通しており、これを除い…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第5条
車載式の消火器の操作の機構に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第5条第1項は、原則を1動作としたうえで、化学泡消火器・据置式の消火器・背負式の消火器は2動作以内、車載式の消火器は3動作以内と定めています。車載式は運搬のための車輪を有する消火器で、大型のものが多く操作が複雑になるため最も緩やかな3動作以内とされています。動作数の制限が…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第5条
消火薬剤に接触する部分について規格省令が求める腐食試験の内容として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第6条第2項は、充てんした消火剤に接触する部分について、3パーセントの塩化ナトリウム水溶液中に14日間浸す腐食試験を行った場合にさびその他の異常を生じないことを求めています。ただし当該部分を耐食性材料で造った消火器については腐食試験を行わないことができるとされています。塩…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第6条
充てんした消火剤の液性に応じて規格省令が追加で求める腐食試験の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第6条第2項の表は、充てんした消火剤がアルカリ性である消火器には3パーセントの水酸化ナトリウム水溶液中に14日間浸す試験を、酸性である消火器には3パーセントの硫酸中に14日間浸す試験を、それぞれ塩化ナトリウム水溶液の腐食試験に加えて行うと定めています。同じ液性の薬品に浸す…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第6条
二酸化炭素消火器に充てんされる消火薬剤に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第7条第3項は、二酸化炭素消火器に充てんされた消火薬剤をJIS K一一〇六の2種又は3種に適合する液化二酸化炭素と定めています。なお消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令は、その第1条で二酸化炭素及び四塩化炭素を対象から除いているため、二酸化炭素はそちらの適用を受けま…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第7条
規格省令が定める消火器の使用温度範囲として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第10条の2は、使用温度範囲を化学泡消火器は5度以上40度以下、化学泡消火器以外の消火器は0度以上40度以下と定めています。化学泡消火器は薬剤の化学反応で泡を作るため低温では反応が鈍り、下限が5度と高めに設定されています。マイナス20度は強化液消火薬剤の凝固点の上限であっ…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第10条の2
規格省令が定める使用温度範囲の拡大に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第10条の2は、括弧書きで「十度単位で拡大した場合においてもなお正常に操作することができ、かつ、消火及び放射の機能を有効に発揮する性能を有する消火器にあつては、当該拡大した温度範囲」を使用温度範囲とすると定めています。実際の市販品にマイナス20度から40度といった表示があ…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第10条の2
消火器の本体容器の板厚に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第11条の表は、本体容器の板厚の下限を材質と内径の区分ごとに定めており、手動ポンプにより作動する水消火器の本体容器は0.6ミリメートルとされています。手動ポンプ式は本体容器に高い圧力がかからないため、加圧式や蓄圧式の消火器より薄い板厚が認められています。板厚の区分は消火剤…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第11条
消火器の本体容器の板厚の区分を決める要素の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第11条は、加圧式又は蓄圧式の消火器の本体容器について、JIS G三一三一に適合する材質等を用いたものは内径120ミリメートルを境に、JIS H三一〇〇若しくはJIS G四三〇四に適合する材質等を用いたものは内径100ミリメートルを境に、それぞれ必要な板厚を定めています。…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第11条
蓄圧式の消火器の気密性について規格省令が定める試験の内容として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第12条の2は、蓄圧式の消火器について、消火剤を充てんした状態で使用温度範囲の上限の温度に24時間、次いで下限の温度に24時間放置することを3回繰り返し、その後に温度20度の空気中に24時間放置した場合において、圧縮ガス及び消火剤が漏れを生じないことを求めています。温度4…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第12条の2
ハンドル車式のバルブに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第14条第1項第2号は、ハンドル車式のバルブについて1回転4分の1以下の回転で全開することを求めています。火災時に素早く放射を始められるようにするための規定で、車載式の大型消火器などに用いられるハンドル車式が対象です。同項第3号はバルブを開放した場合にバルブが分解し、又は…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第14条
高圧ガス保安法の適用を受ける蓄圧式の消火器等に設ける容器弁に関する規格省令の定めとして、誤っているものはどれか。
解説: 規格省令第14条第2項第4号は、容器弁が安全弁を有することを明文で求めています。したがって安全弁を設けてはならないという記述は誤りです。同項は高圧ガス保安法の適用を受ける蓄圧式の消火器及び加圧用ガス容器のうち作動封板を設けたものを除くものに容器弁を設けることとし、弁箱の材質はJI…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第14条
消火器にホースを取り付けないことができる場合として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第15条第1項ただし書は、ハロゲン化物消火器でその消火剤の質量が4キログラム未満のもの、又は粉末消火器でその消火剤の質量が1キログラム以下のものについて、ホースの取付けを要しないとしています。ハロゲン化物は4キログラム「未満」、粉末は1キログラム「以下」と、数値だけでなく…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第15条
据置式の消火器のホースの長さに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第15条第2項第2号は、ホースの長さを消火剤を有効に放射するに足るものとしたうえで、据置式の消火器については有効長が10メートル以上であることを求めています。据置式は本体を床に置いたままノズル部分を持ってホースを延長して使う方式なので、届く範囲を確保するために長さの下限が…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第15条
消火器のノズルに設ける開閉式及び切替式の装置に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第16条第1項は、車載式の消火器を除く消火器のノズルに開閉式及び切替式の装置を設けてはならないとしたうえで、ただし書で据置式の消火器及び背負式の消火器のノズルには開閉式の装置を設けることができるとしています。手さげ式には認められておらず、認められる方式の並びを取り違えやす…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第16条
ろ過網に関する規格省令の数値の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第17条は、ろ過網の目の最大径をノズルの最小径の4分の3以下とし、目の部分の合計面積をノズルの開口部の最小断面積の30倍以上と定めています。目はノズルより小さくして詰まりの原因になる異物を止め、面積は十分に大きくして流れを妨げないという、向きの違う2つの条件を同時に満たす…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第17条
ろ過網を設けなければならない消火器として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第17条は、手動ポンプにより作動する水消火器、ガラスびんを使用する酸アルカリ消火器若しくは強化液消火器、及び化学泡消火器について、ノズル又はホースに通ずる薬剤導出管の本体容器内における開口部にろ過網を設けることを求めています。いずれも薬剤が液体で、ガラス片や薬剤の未溶解分…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第17条
本体容器の内面に充てんされた消火剤の液面を示す表示をしなければならない消火器として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第18条は、手動ポンプにより作動する水消火器、酸アルカリ消火器及び化学泡消火器の本体容器の内面に、充てんされた消火剤の液面を示す簡明な表示をしなければならないと定めています。いずれも使用者側で薬剤を水に溶かして充てんする方式のものが含まれ、規定量まで入れたことを目で確認で…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第18条
規格省令第20条が定める消火剤の漏出防止に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第20条は、消火器に温度上昇や振動等によって消火剤の漏れを生じないように漏出防止の装置を設けることを求めたうえで、ただし書で漏れを生ずるおそれのない構造の消火器については適用しないとしています。原則と例外がセットになっている条文で、例外が置かれている点まで含めて問われます…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第20条
手さげ式の消火器の安全栓に関する規格省令の細目として、誤っているものはどれか。
解説: 規格省令第21条第3項第3号は、リング部の塗色を黄色仕上げとすることを求めています。赤色は第37条が定める消火器の外面の塗色であり、混同しやすい組合せです。同項はほかに、内径2センチメートル以上のリング部・軸部・軸受部で構成されること、垂直軸から30度以内の上方向に引き抜くよう装…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第21条
安全栓に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第21条第2項は、安全栓が一動作で容易に引き抜くことができ、かつ、その引き抜きに支障のない封が施されていることを求めています。封は不時の作動やいたずらを防ぐためのもので、引き抜きの妨げにならないことが条件です。また同条第3項第7号は、引き抜く動作以外の動作によっては容易に…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第21条
手さげ式の消火器の保持装置に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第22条第1項は、自動車用消火器を除く手さげ式の消火器に、安定した状態に保たせるための保持装置を設けることを求めたうえで、鉛直に置くことができるものについては適用しないとしています。さらに同条第2項は、保持装置を消火器が容易に取りはずせる構造とすることを求めており、火災時…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第22条
据置式の消火器の安定性に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第22条の2は、据置式の消火器について、ホースの延長その他の操作時において安定した状態を保つ構造のものであることを求めています。据置式は本体を床面上に据え置いたままノズル部分を持ってホースを延長して使う方式なので、ホースを引いたときに本体が倒れたり動いたりしないことが必要…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第22条の2
保持装置及び背負ひも又は車輪の質量を除く部分の質量が35キログラムを超える消火器の携帯又は運搬の方式として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第23条第1項は、保持装置及び背負ひも又は車輪の質量を除く部分の質量に応じて、28キログラム以下は手さげ式・据置式・背負式、28キログラムを超え35キログラム以下は据置式・車載式・背負式、35キログラムを超えるものは車載式と定めています。35キログラムを超えると人が持ち上…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第23条
消火器の携帯又は運搬の方式を決める質量に含めないものとして、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第23条第1項は、方式の区分に用いる質量を「保持装置及び背負ひも又は車輪の質量を除く部分の質量」と定めています。運ぶための装置そのものの重さは数えないという趣旨で、消火剤や本体容器、ホース、ノズルの質量は含まれます。何を除くのかを取り違えると区分の判定を誤ります。
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第23条
消火器の安全弁に関する規格省令の定めとして、誤っているものはどれか。
解説: 規格省令第24条第1項第2号は、安全弁がみだりに分解し、又は調整することができないものであることを求めています。したがって作動圧力を調整できる構造にせよという記述は誤りです。同項はほかに、本体容器内の圧力を有効に減圧できること、封板式のものは噴き出し口に封を施すこと、「安全弁」と…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第24条
加圧用ガス容器に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第25条は、第1項で内容積が100立方センチメートルを超える加圧用ガス容器の基準を、第2項で100立方センチメートル以下のものの基準を定めており、100立方センチメートルを境に扱いが分かれます。100立方センチメートルを超えるものは高圧ガス保安法の適用を受ける容器となり容…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第25条
二酸化炭素を用いる加圧用ガス容器の内容積に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第25条第1項第4号は、二酸化炭素を用いる加圧用ガス容器の内容積を、充てんする液化炭酸1グラムにつき1.5立方センチメートル以上と定めています。二酸化炭素消火器の本体容器について第35条が定める1キログラムにつき1500立方センチメートル以上と同じ比率で、単位をそろえれば…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第25条
内容積が100立方センチメートルを超える加圧用ガス容器の作動封板に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第25条第1項第5号は、内容積が100立方センチメートルを超える加圧用ガス容器の作動封板について、17.5メガパスカル以上、設計容器破壊圧力の4分の3以下の圧力を水圧力で加える試験を行った場合に破壊されることを求めています。封板は所定の圧力で確実に破れることが求められる部…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第25条
消火器の圧力調整器に関する規格省令の定めとして、誤っているものはどれか。
解説: 規格省令第26条第3号は、圧力調整器の圧力計について、調整圧力の範囲を示す部分を緑色で明示することを求めています。第28条第7号が指示圧力計の使用圧力の範囲を緑色で明示するとしているのと同じ考え方で、正常な範囲を緑で示すという整理です。同条はほかにJIS B六八〇三に適合すること…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第26条
加圧用ガス容器と圧力調整器との間のガス導入管について規格省令が定める試験圧力として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第27条は、ガス導入管について原則として本体容器の区分に応じた圧力での水圧試験を求めたうえで、加圧用ガス容器と圧力調整器との間のガス導入管、又は圧力調整器を有しないで開閉バルブを有する消火器の加圧用ガス容器と開閉バルブとの間のガス導入管については20メガパスカルの圧力を水…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第27条
指示圧力計の指示圧力の許容誤差に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第28条第1項第1号は、指示圧力計の指示圧力の許容誤差を、使用圧力の範囲の圧力値の上下10パーセント以内と定めています。この誤差は、使用圧力の上限値の2倍の圧力を30分以上持続する静圧試験、毎分15回の割合で1000回反復する加圧減圧試験、質量1キログラムの木箱を50セン…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第28条
指示圧力計に表示しなければならない事項として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第28条第1項第6号は、指示圧力計に圧力検出部の材質、使用圧力範囲(単位メガパスカル)及び((消))の記号を表示することを求めています。圧力検出部の材質はブルドン管の材質を指し、ステンレス鋼であればSUSのように記号で示されます。製造年や型式番号、能力単位、適応火災の絵表…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第28条
自動車用消火器の振動試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第30条は、自動車用消火器について、所定の取付け方法で全振幅2ミリメートル、毎分2000回の上下振動を加える試験を行った場合に、漏れ、き裂、破断又は著しい変形を生じないことを求めています。車両は走行中に絶えず振動するため、通常の消火器にはない試験が加えられています。木箱を…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第30条
規格省令第33条が定める作動軸に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第33条第1号は、放射圧力の圧力源たるガスを本体容器内に導入するための作動軸について、加圧用ガス容器のふたを容易かつ確実にあけるのに適した構造及び強度を有することを求めています。加圧式の消火器でレバーを握ると作動軸(カッター)が下がって加圧用ガス容器の作動封板を破り、ガス…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第33条
化学泡消火器の内筒のうち密封されていないものに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第34条第2項第1号は、化学泡消火器の内筒のうち密封されていないものについて、消火器を30度傾けた場合に化学薬品が漏れないことを求めています。化学泡消火器は本体を転倒させて外筒のA剤と内筒のB剤を混ぜて泡を作る方式なので、意図せず傾いた程度では混ざらず、転倒させたときには…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第34条
転倒式の化学泡消火器の内筒で自動的にふたが落下する構造のものに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第34条第2項第2号イは、液面を示す表示からふた座までの距離を内筒の内径の0.6倍以上と定めています。この距離は内筒の上部に確保される空間で、消火器を傾けた程度では薬剤がふたに達しないようにするためのものです。同号ロは、ふたが確実に落下し、かつ0.8メートルの高さから堅木…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第34条
二酸化炭素消火器の放射管及び放射ホーンに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第35条第3項は二酸化炭素消火器の放射管の周囲を熱の不良導体で被覆することを、同条第4項は放射ホーンを非吸湿性であり、かつ、電気絶縁性のある強じんな材料で造ることを求めています。放射時に液化二酸化炭素が気化してホーンや放射管が著しく低温になるため、直接触れると凍傷を負うお…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第35条
ハロン一三〇一消火器の本体容器の内容積に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第35条第1項は、本体容器の内容積を、二酸化炭素消火器は液化炭酸1キログラムにつき1500立方センチメートル以上、ハロン一二一一消火器は700立方センチメートル以上、ハロン一三〇一消火器は900立方センチメートル以上と定めています。3つの値を取り違えやすいので、二酸化炭素…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第35条
消火器に表示する適応火災の絵表示の地色の組合せとして、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第38条第4項第1号の表は、A火災の絵表示を炎は赤色・可燃物は黒色・地色は白色、B火災を炎は赤色・可燃物は黒色・地色は黄色、電気火災を電気の閃光は黄色・地色は青色と定めています。地色は白・黄・青の順で、あわせて「普通火災用」「油火災用」「電気火災用」の文字表示も求められま…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第38条
適応火災の絵表示の大きさに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第38条第4項第2号は、絵表示の大きさを、充てんする消火剤の容量又は質量が2リットル又は3キログラム以下のものは半径1センチメートル以上、2リットル又は3キログラムを超えるものは半径1.5センチメートル以上と定めています。消火器が大きくなるほど絵表示も大きくするという素直…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第38条
ハロゲン化物消火器(ハロン一三〇一消火器を除く。)に求められる注意の表示に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第38条第2項は、ハロン一三〇一消火器を除くハロゲン化物消火器について、「注意」の文字を赤色として、狭い密閉した室では使用しないこと、風上より放射し使用後はすみやかに換気をはかること、発生ガスは有害であるので吸入しないことの3点を表示することを求めています。表示の大きさも…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第38条
住宅用消火器の構造に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第39条は、住宅用消火器を蓄圧式の消火器であって消火剤を再充てんできない構造のものと定めています。再充てんできないことに対応して、第43条はキャップ、プラグ、口金及びパッキンを溶接等により完全に口金に固定し取りはずすことができない構造とすることを求めています。使用期限が来…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第39条
住宅用消火器に充てんしてはならない消火剤として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第42条第1項は、住宅用消火器に充てんされた消火剤がハロゲン化物消火薬剤又は液化二酸化炭素であってはならないと定めています。いずれも密閉された室内で放射すると窒息や有害ガスの吸入のおそれがあり、一般の住宅で不特定の人が使う機器には適さないためです。これに対応して第44条第…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第42条
住宅用消火器の操作の機構に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第41条第1項は、住宅用消火器について、保持装置から取りはずす動作、安全栓をはずす動作及びホースをはずす動作を除き、一動作(据置式の住宅用消火器は二動作以内)で容易かつ確実に放射を開始できることを求めています。業務用の消火器を定める第5条と比べると、除かれる動作から「背負…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第41条
住宅用消火器に第10条(放射性能)及び第15条(ホース)の規定を準用する際の読替えとして、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第45条は、住宅用消火器に第10条や第15条第2項などを準用したうえで、読替えの表により第10条第4号の「九十パーセント(化学泡消火薬剤にあつては、八十五パーセント)」を「八十五パーセント」に、第15条第2項第2号の「十メートル」を「五メートル」に読み替えると定めています…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第45条
住宅用消火器以外の消火器に係る交換式消火器の能力単位に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第46条は、交換式消火器の能力単位を、収納容器に結合して使用する場合において1以上とし、大型消火器に係るものはA火災に適応するもので10以上、B火災に適応するもので20以上と定めています。この数値は第2条が通常の消火器について定めるものと同じで、交換式であっても求められる…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第46条
交換式消火器の本体容器に表示しなければならない事項として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 規格省令第51条は、交換式消火器の本体容器に、製造番号、製造年、製造者名、型式番号、当該交換式消火器に適合する消火器の型式番号、及び取扱い上の注意事項(結合方法、廃棄時の連絡先と安全な取扱いなど)を表示することを求めています。適合する消火器の型式番号が求められているのは、収納容器…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第51条
新たな技術開発に係る消火器についての基準の特例に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 規格省令第53条は、新たな技術開発に係る消火器について、その形状、構造、材質及び性能から判断して規格省令の規定に適合するものと同等以上の性能があると総務大臣が認めた場合は、総務大臣が定める技術上の規格によることができると定めています。認めるのは総務大臣であり、都道府県知事や製造者…
根拠法令: 消火器の技術上の規格を定める省令第53条
強化液消火薬剤に関する消火薬剤規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第3条第1項は、強化液消火薬剤について、アルカリ金属塩類の水溶液はアルカリ性反応を呈すること、凝固点が零下20度以下であることを求めています。凝固点が低いため寒冷地でも凍結しにくく、水消火器より低温に強いのが強化液消火器の特徴です。同条第4項は、消火器を正常な状態…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第3条
化学泡消火薬剤の発泡性能に関する消火薬剤規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第4条第2項第3号は、化学泡消火薬剤について、温度20度で作動させたときの泡の容量を手さげ式及び背負式の消火器では消火薬剤の容量の7倍以上、車載式の消火器では5.5倍以上と定め、あわせて放射終了時から15分経過したときの泡の容量の減少が25パーセントを超えないこと…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第4条
機械泡消火薬剤の発泡性能に関する消火薬剤規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第4条第3項第2号は、機械泡消火薬剤について、温度20度で作動させたときの泡の容量が消火薬剤の容量の5倍以上であること、及び発泡前の水溶液の容量の25パーセントの水溶液が泡から還元するために要する時間が1分以上であることを求めています。この還元時間は泡が壊れて水に…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第4条
粉末消火薬剤に関する消火薬剤規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第7条第1項第1号は、粉末消火薬剤をJIS Z八八〇一の呼び寸法180マイクロメートル以下の消火上有効な微細な粉末と定めています。粒が細かいほど表面積が大きく抑制作用が働きやすい一方、細かすぎると流動性が悪くなるため、上限が定められています。同項はほかに、恒温恒湿…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条
りん酸塩類等を主成分とする粉末消火薬剤の着色に関する消火薬剤規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第7条第2項は、りん酸塩類等には淡紅色系の着色を施さなければならないと定めています。りん酸アンモニウムを主成分とするいわゆるABC粉末がこれにあたり、実際の製品はうすいピンク色です。なお炭酸水素ナトリウムを主成分とするBC粉末の白色や、炭酸水素カリウムの紫色は、こ…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第7条
消火薬剤規格省令が定める使用済等消火薬剤の取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第1条の3は、使用済等消火薬剤を消火薬剤として用いることを原則として禁じたうえで、共通的性状や各消火薬剤の規定に適合する処理を施した再利用消火薬剤についてはこの限りでないとしています。原則禁止と例外的な再利用の両方が置かれている条文で、無条件に再利用できるわけでも…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第1条の3
消火薬剤の容器(容器に表示することが不適当な場合は包装)に表示しなければならない事項として、消火薬剤規格省令上定められていないものはどれか。
解説: 消火薬剤規格省令第10条は、消火薬剤の容器の表示事項として、品名、充てんされるべき消火器の区別、消火薬剤の容量又は質量、充てん方法、取扱い上の注意事項、製造年月、製造者名又は商標、型式番号の8項目を定めています。能力単位は消火器という器具について測定される数値で、第38条により消…
根拠法令: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第10条
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種第6類「構造・機能及び整備」のオリジナル練習問題 全130問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級25問・中級44問・上級61問の全130問構成です。うち93問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
素手でホーンを長時間握ると凍傷を負うおそれがあるため、点検や操作時は注意が必要である。→ Q29 二酸化炭素消火器のホーンに関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
ハロゲン化物は4キログラム「未満」、粉末は1キログラム「以下」と、数値だけでなく境界の含み方も異なるので、そこが引っかけになります。→ Q87 消火器にホースを取り付けないことができる場合として、正しいものはどれか。 で確認する
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いきなり過去問集に手を出すと、消火器の構造・機能や消防関係法令の前提知識が抜け落ちたまま暗記に走り、本試験の実技(鑑別等)で部分点を失い不合格になりやすい。図解とゴロ合わせで体系を先に作らない限り、その後の演習が全て『なぜそうなるか分からないまま覚える』作業になり、学習時間が倍増する。
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上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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消防設備士乙 6 のテキストは、消火器 6 種別 (粉末/CO2/泡/強化液/水/化学泡) の構造図ページ数・実技鑑別の写真量・2024 年以降の改正対応の組み合わせで 1 冊を選ぶ。市販テキストの構造図解ページ数と実技鑑別写真数を比較しつつ、SAT 通信講座など独学が難航したときの代替ルートも整理。
消防設備士乙6で講座を使うべきか迷う人へ。SAT・独学テキスト・ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番と失敗しない判断軸を整理します。
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消防設備士乙6を初めて受ける人向けに、2か月60〜100時間で合格レベルに到達する学習プランを整理。4分野30問+実技5問の配分・実技対策・週次タスクを実例ベースで解説します。
消防設備士乙6を仕事と転職に活かす方法。消火器の整備・点検は業務独占資格で、ビルメンテナンス + 消防設備点検会社で必須。資格手当 月 1,000-3,500 円、年収 260-600 万円、5 職種の使い分けを解説。
消防設備士乙種第6類 (消火器整備) の試験概要・取扱範囲・合格率 35-40%・受験料 4,400 円・取得メリットを整理。受けるべき人と後回しでよい人を 7 つの判断軸で見極めます。
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